麦茶の栄養成分と効能・おいしい作り方・入れ方など

麦茶

麦茶とは麦を焙煎して作る飲料です。「麦湯」とも呼ばれます。
古くから日本では飲用されており、平安時代には貴族の飲み物として好まれ、江戸時代には「麦湯売り」という屋台まで出るほど一般に普及していったようだ。
現代ではティーパックやペットボトルでも販売されており、夏の飲み物として根強い人気を保っています。

使用される麦は小粒大麦、大粒大麦、はだか麦。地域によって好まれる麦の種類が違う傾向にあるようです。
茶葉を使用してないのでタンニンやカフェインが含まれていません。
そのため小さな子供から妊婦さんでも気軽に飲めるお茶です。

麦茶の栄養成分と効能・作り方・入れ方・メニュー

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麦茶に使われる麦の種類

主に大麦ですが、大麦にも種類がありますし他の麦も使ったものもあります。

  • 二条大麦・・・麦の穂の実が2列になっていて粒が大きい。ビールや焼酎の原料にもなる。
  • 六条大麦・・・麦の穂の実が6列になっていて粒が小さい。一般的な麦茶の原料。福井県が生産量1位。
  • はだか麦・・・実が皮から離れやすい品種。麦味噌や麦ご飯、焼酎などにも使われる。
  • はと麦・・・はと麦とはイネ科ジュズダマ属の穀物。はと麦を焙煎したものは「はと麦茶」として販売されている。

麦茶の作り方・入れかた

麦茶は家庭でも作ることが可能です。
作り方の一例としては以下のようになります。

  1. 購入した大麦を水で洗う。
  2. 乾燥させてからフライパンで炒る。
  3. 火加減は低温。はじけて香りが出てくるまで炒る。
  4. 炒った大麦を煮出す。水1リットルに対して麦は30g程度の割合。
  5. 10分前後煮出したものは濾し器やふきんなどで濾してから専用の容器に入れ冷蔵庫で冷やす。

尚、煮出し用の麦茶パックのものは、パックのままお湯で煮出せば簡単に出来上がります。時間はかかるが水出ししても良い。
飲むときは好みで砂糖を入れる人もいる。

麦茶に含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

麦茶(浸出液)

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal(カロリー)  g  g  g   mg  mg  mg  mg  mg  mg
 1  微量  0  0,3  1  6  2  1  微量  0,1
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 0  0  0,01  3  0  0  –  0

麦茶の保存方法

  • 理想的な保存方法・・・冷蔵
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・水出しで3・4日。煮出したもので1・2日程度(早めに飲む)

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栄養は出来る限り自然な食材から取りたい

できれば普段の栄養はサプリなどに頼らず、自然な食材から摂りたいものです。

しかし、現代人の生活において、必要な栄養素を全て自然な食材から過不足なく摂ることは現実的ではないことも否めません。

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