きんつば

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きんつば(金鍔)というのは、和菓子の「金鍔焼き」を略したものです。
江戸時代に京都で考案された和菓子で、当時は上新粉(米粉)を使用した生地で餡を包んで焼き上げたそうです。
その後江戸に伝わった頃から、上新粉の代わりに小麦粉が使用され、現在でもそれは受け継がれています。

当初は色と形から「銀鍔(ぎんつば)」と呼ばれていたそうですが、江戸に伝わったころから縁起を担ぎ、銀から金に変わったと言われます。

きんつばの材料と作り方

材料は餡と小麦粉、砂糖等です。
餡にくるみの実やさつまいも、栗、かぼちゃ等を入れると又一味違ったものが楽しめます。

作り方は簡単に言えば、餡を小麦粉で作った皮で包み6面をホットプレート等で焼き上げれば完成です。

きんつばに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

きんつば

エネルギー タンパク質 脂質 炭水化物 ナトリウム カリウム カルシウム リン 亜鉛
Kcal(カロリー) g g g mg mg mg mg mg mg
264 5,3 0,7 59,2 75 260 18 59 1,0 0,5
ビタミンA ビタミンB1 ビタミンB2 葉酸 ビタミンC コレステロール 食物繊維 食塩相当量
μg mg mg μg mg mg g g
0 0,09 0,04 14 0 0 6,5 0,2

栄養成分の詳細

きんつばに多く含まれる栄養成分。

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きんつばに含まれる栄養成分の効能

糖質は組織のエネルギー源になったり、筋肉グリコーゲンとして蓄えられることになります。
又、脳や神経系、赤血球、筋肉などが活動する場合のエネルギー源で、不足してしまうと血糖値が下がり機能が低下します。
糖質をとる量としては1日100g以上は必要ですが、過剰摂取は肥満のもとになり、生活習慣病をまねくおそれもあります。

ナトリウムはカリウムとともに細胞内外の物質交換や細胞の浸透圧、水分調節、体液のph、神経の刺激伝達、心筋の弛緩を促すなど多くの働きをしています。
摂り過ぎは高血圧や動脈硬化等の生活習慣病につながることがあります。

カリウムも結構多く含まれています。
カリウムはナトリウムが腎臓で再吸収されるのを抑制し、尿への排泄を促す働きがあることから、血圧を下げる作用があるとされ、高血圧を予防する効果があります。

きんつばの保存方法

  • 理想的な保存方法・・・高温多湿をさせ常温で保存
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・3・4日。(生地が固くなったときは又焼きなおすと良い)

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