とうがん

冬瓜

とうがん(冬瓜)はウリ科つる性の一年草。
一年草とは発芽してから1年で枯れてしまう植物のことです。

原産地は東南アジア・インドで、日本では平安時代(793~1192年頃)には既に栽培されていたようです。
瓜を巨大にしたような野菜で、胴回り30cm長さは80cm程度にまで成長します。そのため大きなものは何回かに切り分けて使うことになります。

とうがんの別名

かもうり(加茂瓜・鴨瓜)、とうが、しぶい、しぶり。中国読みでは「トングワ」といいます。

とうがんの産地

全国のほとんどの地域で生産されています。
生産量が多いのは沖縄県、愛知県、岡山県、神奈川県、石川県、茨木権、静岡県、鹿児島県、等が挙げられます。

とうがんの選び方

切り分けて売られているものは、切り口が変色していないものや、中身がしっかり詰まっているもの、種が不揃いではないもの。

丸のままのものは、表面にはりがあり傷がないもの、重みがあるもの、緑色が濃いもの。
又、表面が白い粉で覆われているようなものがありますが、これは完熟している証拠です。ただ品種が違うものは粉がふいたようにはなりません。

とうがんの食べ方・料理

あんかけ、煮物、汁物、蒸し物、スープの具、特に夏は冷やしたスープでいただく「冷やし冬瓜」等で主に利用されます。
奄美大島では豚骨を冬瓜を味噌味で煮る「シブリの煮物」という郷土料理があります。

とうがんに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 とうがん・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
16 0,5 0,1 3,8 1 200 19 18 0,2 0,1
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 0  0,01  0,01 26  39  0 1,3  0

栄養成分の詳細
とうがんに多く含まれる栄養成分。

 

 

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とうがんの効能

ほとんどが水分ですから、利尿効果が期待できます。
ダイエットにも有効です。

薬用では熱を冷ます効果があるようです。

漢方では、体を冷し、熱をさます効果があるとされる。種子は冬瓜子(とうがし)、白瓜子(はくかし)、冬瓜仁(とうがにん)などと呼ばれ、利尿剤などとして用いられる。

引用元:wikipedia.トウガン

とうがんの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・夏
  • 理想的な保存方法・・・丸のものは風通しが良い冷暗所で保存(カットしたものはラップで冷蔵庫の野菜室へ)
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・丸のものは保存状態がよければ長期保存が可能(カットしたものは数日で食べるようにする)

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