ひしおみそ

なめみそ

ひしおみそ(醤味噌)とは「なめみそ」の一種です。
なめみそは調味料として使うものではなく、そのままご飯のおかずや酒の肴にして食べる味噌。金山寺味噌、鉄火味噌、ピーナッツ味噌、ゆず味噌などがあります。

ひしおみそは、麦、なす、きゅうり、砂糖、しょうゆなどを混ぜ2・3週間醗酵させたものです。
大麦、大豆を原料とした「ひしおの麹」が販売されていますので、これに醤油と水を合わせれば1週間程度で食べることができます。

醤(ひしお)とは

醤とは以下のようなものです。

醤(ひしお、字体について後述)は、何らかの食品を麹と食塩によって発酵させて製造した調味料または食品である。中国語では同文字を jiàng (チァン)と発音する。これに倣い中華料理の分野では日本語でも「ジャン」と読むことが多い。

引用元:wikipedia

ひしおみその食べ方・料理

一般的にはご飯のおかずやきゅうり(もろきゅう)、エシャレット、にんじん、冷奴、田楽などにつけて食べます。
和え物や焼き物、麺料理などに使ってもおいしい。アレンジ次第で様々な料理に使えます。

ひしおみそに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

ひしおみそ

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 206  6,5 2,7  38,8  1900  340  56  120  1,9  0,9
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 0  0,11  0,27  12  微量  0  2,8  4,8

栄養成分の詳細
ひしおみそに多く含まれる栄養成分。

 

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ひしおみその効能

ひしおみそもナトリウムが目立ちます。

ナトリウムの体内存在量は、体重の約1,5%で、そのほとんどは細胞外の体液(細胞外液)に含まれます。水分を保持しながら細胞外液や血液循環の量を調節しています。
又、カリウムとともに細胞内外の物質交換や細胞の浸透圧、水分調節、体液のph、神経の刺激伝達、心筋の弛緩を促すなど多くの働きをしています。
通常ではとりすぎたナトリウムは体外へ排出されていくのですが、慢性的にナトリウムを摂取している場合は、高血圧や動脈硬化、胃潰瘍、胃がんなどをまねくおそれがありますので注意が必要です。

ビタミンB群も多いほうでしょう。
ビタミンB群の働きは、酵素の手助けをすることです。酵素の中にはビタミンB群と結合することで活性化するものもあります。

ひしおみその保存方法

  • 理想的な保存方法・・・・常温・冷蔵
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・長期保存が可能(保存方法による)

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