ひらまさ(平政)はスズキ目アジ科に属する海水魚です。食性は肉食で、あじやいわしなどの小魚やいか、甲殻類等を捕食します。
回遊魚で全世界の亜熱帯・温帯地域に生息し、日本では北海道南部で夏に見られます。
アジ科の魚類の中では最大のもので、大きなものは40k位にはなります。
記録では全長250cm、重量96,8kの固体が確認されているそうです。
ブリとの違い
ブリに極めて似ています。というか見分けが付きません。
ブリとの違いはまず大きさです。ブリの場合は最大でも10~12k位にしかなりませんが、ひらまさは数十キロになります。
大きさが同じ位のものを見分けるには、上顎の唇の角が丸みをおびていることや、体の黄色の縦帯がはっきりしている、胸鰭が腹鰭より短い、等が挙げられます。
ひらまさの地方名
ひらまさも地方によって呼ばれ方が変わります。
日本での地方名はマサ(東京)、ヒラス(大阪・高知・九州)、ヒラサ(瀬戸内海の一部)、ヒラソ(山陰)、テンコツ、ヒラソウジ(九州)等がある。
引用先:wikipedia
ひらまさの食べ方・料理
ひらまさは高級魚です。
見た目はブリに似ていますが、食べてみるとブリに比べ 脂が少なくあっさりしています。ただ、あまりにも大型は身が筋張ってくるのでおいしくありません。一般的に好まれるサイズは1m未満の固体です。
食べ方はお造りや寿司だねが珍重されます。癖がありませんから、煮ても焼いても、どんな料理でもいただけます。
ひらまさの獲り方と釣り方
定置網や刺し網で漁獲されます。
釣り方は、活きた小魚やいか等を使った泳がせ釣りや「かもし袋」というイワシミンチのこませを詰める袋を使い、えさにさんまのぶつ切りやいかの短冊等を使う「かもし釣り」が一般的です。又、大型ミノーやジグを使うルアーフィッシングも盛んです。
ひらまさに含まれる栄養成分
可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一
ひらまさ・生
エネルギー | タンパク質 | 脂質 | 炭水化物 | ナトリウム | カリウム | カルシウム | リン | 鉄 | 亜鉛 |
Kcal(カロリー) | g | g | g | mg | mg | mg | mg | mg | mg |
142 | 22,6 | 4,9 | 0,1 | 47 | 450 | 12 | 300 | 0,4 | 0,7 |
ビタミンA | ビタミンB1 | ビタミンB2 | 葉酸 | ビタミンC | コレステロール | 食物繊維 | 食塩相当量 |
μg | mg | mg | μg | mg | mg | g | g |
19 | 0,20 | 0,14 | 8 | 3 | 68 | 0 | 0,1 |
栄養成分の詳細
ひらまさに多く含まれる栄養成分。
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ひらまさの効能
ひらまさにもカリウムが多く含まれます。カリウムには、細胞内の酵素反応を調節する働きがあります。エネルギーの代謝を円滑にし、細胞が正常に活動する環境づくりをしています。又、ナトリウムが腎臓で再吸収されるのを抑制し、尿への排泄を促す働きがあることから、血圧を下げる作用があるとされ、高血圧を予防する効果があります。
リンはカルシウムやマグネシウムと結合して骨や歯の主成分になります。
ひらまさの旬と保存方法
- 食べると良い時期(旬)・・・夏
- 理想的な保存方法・・・下処理をして水分をとり三枚におろし、ラップで冷蔵庫へ(冷凍も可)
- 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵庫で3~4日程度(処理がよければ数日熟成させてもおいしい)
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