もろこ(ほんもろこ)

もろこ

もろこはコイ科タモロコ属に属する淡水魚です。正式名称は「ほんもろこ」です。
海水魚の「クエ」や「イシナギ」のことを地方名・別名でモロコとも呼びますが、正式名称に「モロコ」が付くのはこちらのほうです。

琵琶湖の固有種らしいのですが、現在では諏訪湖や山中湖、奥多摩湖、三方五湖等にも移植されているそうです。
大きなものでも15cm程度の魚で、水生昆虫やプランクトン等を捕食しながら生きています。

ほんもろこの食べ方・料理

臭みが無く淡白な白身の魚です。又、骨が柔らかいのでどんな料理にも合います。
代表的なものは、甘露煮、佃煮、南蛮漬け、天ぷら、フライ、昆布巻き、醤油焼き(素焼き)、塩焼き、田楽、から揚げ、等が挙げられます。

ほんもろこの漁と釣り方

刺し網。養殖も盛んに行われている。
近年は漁獲量が激減しており、稚魚放流等で資源の回復に努めている。

釣り方は餌釣りです。餌にするのは「赤虫(ユスリカの幼虫)」です。
浮き釣りでもいいのですが、琵琶湖ではワカサギの仕掛けに餌を付け、リール付きのタックルで遠投して狙います。
着低したら少しづつ引いてきてもいいのですが、そのまま糸を張っあたりを待つという方法も有りです。

ほんもろこに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 ほんもろこ・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal(カロリー)  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 113  17,5  4,1  0,1  86  320  850  640   1,3   3,4
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 250  0,03  0,20  37  2  210  0  0,2

栄養成分の詳細
ほんもろこに多く含まれる栄養成分。

 

 

スポンサーリンク

ほんもろこの効能

カルシウムが豊富です。カルシウムは骨や歯を丈夫にします。
リンもカルシウムやマグネシウムと結合して骨や歯の主成分になります。

ほんもろこの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・冬(子持ちモロコとされ京都等の高級料亭へ高値で買い取られる)
  • 理想的な保存方法・・・下処理をして冷蔵庫へ
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷凍では長期保存が可能

関連記事

栄養は出来る限り自然な食材から取りたい

できれば普段の栄養はサプリなどに頼らず、自然な食材から摂りたいものです。

しかし、現代人の生活において、必要な栄養素を全て自然な食材から過不足なく摂ることは現実的ではないことも否めません。

地方在住の方なら道の駅で地元産の新鮮かつ安全なおいしい野菜を手に入れることも容易ですが、都会暮らしでは難しいと言わざるを得ません。

みずみずしく美味しい旬の野菜を選ぶにも目利きが必要ですし、忙しい方は買い物に行くのも大変でしょう。

そこで一度、本当に新鮮でみずみずしい旬の野菜を食べてみて、ご自身の目利きの力を養ってみるのはいかがでしょうか?

Oisix(オイシックス)では、送料無料で様々な野菜がたっぷり入ったお試しセットを購入することができます。

おいしくなければ全額返金対応です。

まずは一度、本当の野菜を知ってみることをおすすめします。きっと今後の野菜選びに役に立ちます。

全額返金対応のOisixのお試し野菜セット(送料無料)はこちら

スポンサードリンク
LINEで送る
Pocket