やぎ

やぎ

やぎ(山羊)はウシ科ヤギ属の草食動物です。
家畜としての飼育は古く、紀元前7000年頃の西アジアの遺跡から遺骨が出土しているそうです。
やぎは山岳地帯や乾燥地帯など、険しい環境でも繁殖力が強いため、そのような地域に生きる民族にとっては貴重な家畜です。
用途も乳用、肉用、毛用、等があり、品種は数百種類に及びます。

日本では、以前田舎の方に行くと家畜として一般的に飼われていましたが、今はそれほど見れなくなりました。
食肉として利用されているのは主に奄美大島、トカラ列島、沖縄地方です。

 やぎの料理・食べ方

日本以外のアジアでは煮込み料理やスープ、ロースト、等で利用されています。
日本でも昔は乳や肉を食用にしていました。

今では沖縄に専門店があります。沖縄ではヒージャーと呼ばれます。
食べ方は刺身、山羊汁などです。特に睾丸の刺身は珍重されるそうです。
独特の臭みがあります。

 山羊サミット

山羊に関心を寄せる人たちの情報交換の場として開催されたシンポジウムです。
ここでは山羊を飼うことの意義、山羊乳の健康食品としての価値、雑草管理における利用、商品生産と自給生産の併存の重要性、山羊による教育効果等が語られました。

第2回は沖縄で開催され「全国山羊ネットワーク」が設立しました。

やぎ肉に含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

やぎ(赤肉)・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal(カロリー)  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 107  21,9 1,5   0,2  45 310  7  170   3,8   4,7
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 3  0,07  0,28  2  1  70  0  0,1

栄養成分の詳細

やぎ肉に多く含まれる栄養成分。

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やぎ肉の効能

やぎ肉も高たんぱく低カロリーの食品です。コレステロールも少なく、鉄や亜鉛といったミネラル分もかあなり多く含まれています。
また、ももの肉には脂肪燃焼効果などがある「Lカルニチン」、疲労回復効果がある「タウリン」なども豊富に含まれています。

やぎ肉の旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・通年
  • 理想的な保存方法・・・冷蔵・冷凍
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷凍では1年位

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