ライ豆はインゲンマメ属の植物です。大きなものは2cmくらいになる豆で、形状は三日月型。
別名は「アオイマメ」「リママメ」等。大別すると小粒の品種と大粒の品種とに分けられます。
ライマメの産地
原産地は南アメリカ(アンデス高地)と考えられているようです。ただ、小粒の品種は中央アメリカが起源とも言われているらしい。
現在では南アメリカ、中央アメリカ、南ヨーロッパ等。日本でも一部地域で栽培されています。
ライマメの食べ方・料理
ライマメにはファセオルナチン(リナマリン)という青酸配糖体が含まれていますので、調理前には何回か茹でる必要があります。
煮豆やスープなどで食べられるのが一般的です。
ライマメに含まれる栄養成分
可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一
ライマメ(乾燥)
エネルギー | タンパク質 | 脂質 | 炭水化物 | ナトリウム | カリウム | カルシウム | リン | 鉄 | 亜鉛 |
Kcal | g | g | g | mg | mg | mg | mg | mg | mg |
349 | 22,9 | 1,8 | 59,6 | 微量 | 1900 | 75 | 200 | 6,1 | 5,5 |
ビタミンA | ビタミンB1 | ビタミンB2 | 葉酸 | ビタミンC | コレステロール | 食物繊維 | 食塩相当量 |
μg | mg | mg | μg | mg | mg | g | g |
0 | 0,48 | 0,18 | 130 | 微量 | 0 | 17,9 | 0 |
栄養成分の詳細
ライマメに多く含まれる栄養成分。
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ライマメの効能
ライ豆もミネラル、ビタミン、食物繊維ともに豊富です。
又、脂質も少なくたんぱく質が豊富です。
最も多く含まれるのはカリウム。恐らく乾燥豆では一番多く含まれているでしょう。
カリウムには細胞内の酵素反応を調節する働きがあります。エネルギーの代謝を円滑にし、細胞が正常に活動する環境づくりをしています。
又、ナトリウムが腎臓で再吸収されるのを抑制し、尿への排泄を促す働きがあることから、血圧を下げる作用があるとされ、高血圧を予防する効果があると考えられています。
ライマメの保存方法
- 理想的な保存方法・・・直射日光を避け常温で保存・冷蔵・冷凍
- 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・1ヶ月以上(開封したものは冷凍が良い)
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