カシア

シナモン

カシアとは樹高3m程になるクスノキ科の常緑樹です。
紀元前2700年の中国植物誌にはカシアの名前が記載されていることから、最も古くから利用されているスパイスと言われています。

風味ははシナモンに似ているがカシアのほうが香りが強くほのかな甘さと渋味がある。
中華料理には良く使われるスパイスです。

カシアの効能・メニュー

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カシアの豆知識

  • 学名・・・Cinnamomum cassia
  • 別名・・・チャイニーズシナモン
  • 和名・・・シナニッケイ
  • 分類・・・クスノキ科クスノキ属
  • 原産地・・・ミャンマー北部、アッサム地方
  • 現在の産地・・・中国南部、ベトナム北部、等

シナモンとの違い

シナモンもクスノキ科の常緑樹です。ニッキとも呼び樹皮が香辛料になります。
シナモンも世界最古のスパイスとして紀元前400年ごろから使われていたとされます。

近縁種のシナニッケイ(支那肉桂、ニッキC. cassia)の樹皮からも作られる。ただしシナニッケイからつくられるものはカシアと呼ばれ、成分が若干異なる。

引用元:wikipediaシナモン

カシアの利用法・効果・効能

利用部分は樹皮、実、葉です。

食用としては中国料理には欠かせないスパイスです。「五香粉」の材料にもなっています。
又、チョコレートの風味付けやフルーツの甘煮などにも使われます。

薬効は以下のようなものが挙げられます。

薬用には幹の太い部分から採取した樹皮を用います。生薬名をケイヒ(桂皮)といい,発汗・解熱,鎮静・鎮痙を目的とした葛根湯などに配剤されています。若く細い枝はケイシ(桂枝)といい,ケイヒより穏やかな薬効があるといわれています。また葉を水蒸気蒸留した精油は,カシア油(桂枝油)として芳香性健胃薬やお菓子などの香料に用います。

引用元:公益社団法人日本薬学会

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