ガムは砂糖やキシリトール、蔗糖、ステビア等の甘味料やペパーミント、シナモン、スペアミント等の香料をガムベースにつけた菓子のこと。
Chewing gum（チューイングガム）のchewは噛む、gumはゴムという意味を持ちます。
形状は板状のものや丸や四角の粒上のものがあります。

ガムベースの原料

メキシコ原産のアカテツ科常緑樹「サボジラ」の樹液を煮て作る天然樹脂「チクル」が主原料です。
「サボジラ」の和名はチューインガムの木とかメキシコガキ。

他には、松の樹液（樹脂）を加工した「エステルガム」、「酢酸ビニル樹脂（ポリ酢酸ビニル）」や「ポリイソブチレン」、風船ガムは伸びを重視した「酢酸ビニル樹脂」も使われます。

キシリトールの効能・効果

キシリトールとは「キスロース」という糖から合成される糖アルコールの一種である「メソ化合物」のこと。
砂糖の主成分である「スクロース」と同程度の甘味があるが、スクロースのカロリーに比べ４割低いというのが特徴です。

キシリトールガムは砂糖が配合されていないということで、虫歯予防や歯磨きの代わりにとして利用されています。
しかし、虫歯予防と言う点ではキシリトール比率が９０％以上なければその効果は発揮できないようです。
ちなみに一般に売られているキシリトールガムは３０～７０％。９０％以上のものは歯科専売のものになるようです。

ガムに含まれる栄養成分

可食部（食べられる部分）１００ｇに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1ｇの10万分の一/mgは1ｇの千分の一

板ガム

栄養成分の詳細

ガムに多く含まれる栄養成分。

ガムにの効能

租借運動（噛み続けること）が眠気予防や集中力の向上に役立つようです。

ガムに限らないが、ものをかみ続けていること（継続した咀嚼運動）で眠気を防いだり集中力をあげたりできるとされる。すなわちガムをかむとアゴを動かす咬筋が活発に運動する、そのため咬筋内にある紡錘型をした感覚器官「筋紡錘」を刺激し感覚神経が活発となるためである。またこの継続した咀嚼運動はセロトニンの分泌を促すという報告もあり、それに従えばガムをかむのはセロトニン分泌のための一番手頃な方法であるということになる。

引用元：wikipedia

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