クコはナス科の落葉低木。
日当たりが良く水気があるような河原の側や海岸、田畑の周りなどに生えています。
夏から秋にかけて薄紫色の小さな花を咲かせ、やがて直径1cm程の楕円形の赤い実を付けます。
原産地の中国では不老長寿の効果があるとして古くから利用されてきました。
クコの利用法と効能・メニュー
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クコの豆知識
- 学名・・・Lycium chinense
- 和名・・・枸杞
- 別名・・・ウルフベリー
- 分類・・・ナス科クコ属
- 原産地・・・中国(河北省、山西省、湖北省)
クコの仲間
- ナガバクコ(長葉枸杞)
- 学名・・・Lycium arbarum
- 特徴・・・葉が細長い。
- 中国名(果実)・・・クコは「津枸杞」、ナガバクコは「寧夏枸杞」
クコの利用法・効果・効能
利用する部分は葉、根皮、実です。
食用
果実はドライフルーツや酒に漬け込んでクコ酒、薬膳の粥、スープなどに利用されます。
又、サラダやゼリー、葉は炒め物や茶などに使っても良い。アレンジすれば多くの料理に使えます。
薬用
生薬として利用されています。
- 枸杞子(くこし)・・・クコの果実。血圧、血糖低下作用。抗脂肪肝作用など。精神強壮作用もあると言われています。
- 地骨皮(じこっぴ)・・・クコの根皮。抗炎症作用。解熱作用など。
- 枸杞葉(くこよう)・・・血液低下作用。ナガバクコ(長葉枸杞)
ナガバクコ(長葉枸杞)も生薬として利用されます。
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