コンビーフは牛肉の塩漬けです。
本来は保存食として開発されたものです。
日本では缶詰で販売されています。
これは塩漬けの牛肉を高温高圧で加熱してフレーク状にしたものを牛脂で固めてあります。
馬肉が混ざったものもあるようです。
アメリカやヨーロッパでは缶詰にしないものが一般的です。
フレッシュ(生)コンビーフと呼ばれます。
コンビーフの食べ方・レシピ
そのままパンに挟んでサンドイッチでもおいしいし、パスタやチャーハン・カレーの具、スープ、煮込み料理、サラダ、和え物、炒め物等、用途が広い食材です。
コンビーフに含まれる栄養成分
可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一
コンビーフ(缶詰)
エネルギー | タンパク質 | 脂質 | 炭水化物 | ナトリウム | カリウム | カルシウム | リン | 鉄 | 亜鉛 |
Kcal(カロリー) | g | g | g | mg | mg | mg | mg | mg | mg |
203 | 19,8 | 13,0 | 1,7 | 690 | 110 | 15 | 120 | 3,5 | 4,1 |
ビタミンA | ビタミンB1 | ビタミンB2 | 葉酸 | ビタミンC | コレステロール | 食物繊維 | 食塩相当量 |
μg | mg | mg | μg | mg | mg | g | g |
微量 | 0,02 | 0,14 | 5 | 0 | 68 | 0 | 1,8 |
栄養成分の詳細
コンビーフに多く含まれる栄養成分。
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コンビーフの効能
ミネラル分が多いのですが、塩漬けということもありナトリウムが目立ちます。
ナトリウムは、カリウムとともに細胞内外の物質交換や細胞の浸透圧、水分調節、体液のph、神経の刺激伝達、心筋の弛緩を促すなど多くの働きをしています。
ただし、とりすぎは細胞内外のミネラルバランスを崩し、むくみなどがでてきます。
通常ではとりすぎたナトリウムは体外へ排出されていくのですが、慢性的にナトリウムを摂取している場合は、高血圧や動脈硬化、胃潰瘍、胃がんなどをまねくおそれがありますので注意が必要です。
コンビーフの保存方法
- 理想的な保存方法・・・冷蔵・食べ残しは冷凍が良い
- 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷凍では長期保存ができる
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