セージはシソ科の多年草です。
草丈は50~60cm前後、長細い楕円形の葉っぱには表面に細かい縮れがあります。
古くから薬用として利用されてきたハーブで、古代ローマ時代から珍重されてきました。
抗酸化作用が強いのが特徴です。
セージの利用法と効能・メニュー
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セージの豆知識
- 学名・・・Salvia officinalis
- 和名・・・ヤクヨウサルビア
- 別名・・・コモンセージ、ガーデンセージ
- 分類・・・シソ科アサギリ属
- 原産地・・・地中海沿岸
その他の種類
セージには多くの品種・変種があります。その一部は以下のようなものです。
- パイナップルセージ・・・メキシコ原産。パイナップルのような香りがする。花は鮮やかな赤色。「サルビア・エレガンス」とも。
- チェリーセージ・・・アメリカ南部原産。赤系の花が多いが白やピンクもある。葉はフルーツのような香りがする。「サルビア・ミクロフィラ」とも。
- ゴールデンセージ・・・葉に黄色が混じっているのが特徴。さわるとフェルトのような感触。
- パープルセージ・・・紫がかった緑色と灰色がかかった紫色の葉。レッドセージとも呼ばれる。
セージの利用法・効果・効能
古くから薬用として料理や薬草として利用されてきました。
1551年に、ドイツの薬草家が、「セージは医者、料理人にも、台所、地下室の場所も、貧富も問わず役に立つハーブである」という言葉を残している。また、古いアラビアのことわざには、「庭にセージを植えているものが、どうして死ぬことができようか」とあるように、古くから薬効に富む薬草として有名である。
- 薬用・・・抗酸化作用が強い。薬効としては抗菌力、解熱、浄血作用、消化促進、等。
- 食用・・・ハーブティーやスパイスとして多用される。肉の煮込み料理やソーセージなどの香辛料。イタリア料理やドイツ料理には欠かすことはできないハーブ。
- 園芸用・・・栽培は比較的容易。観賞用としてガーデニングや鉢植えなど。園芸品種も多い。
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