ブランデーは果実酒から製造する蒸留酒です。
大別するとブドウを原料にしたものと他の果実を原料にしたものに分かれます。
一般的にブランデーとだけ言う場合は白ブドウから造られたもの。他の果実で造ったものは「チェリーブランデー」とか「アップルブランデー」等と呼ばれます。
生産国として有名なのはフランス。世界で最も多く生産されています。
代表的なものはコニャック地方産の「コニャック」とアルマニャック産の「アルマニャック」。この名称はA・C法(アペラシオン・ドリジーヌ・コントロレ=日本語で「原産地統制呼称」「原産地呼称統制」)で厳しく制限されています。因みに 「コニャック」と「アルマニャック」以外のフランス産のブランデーは「フレンチブランデー」と名付けられることになります。
日本産のブランデーとしてはサントリーやニッカウヰスキーなどが製造しています。
ブランデーの種類とカロリー・メニュー
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ブランデーの等級と種類
ブランデーには熟成年数により等級を表す符合が付けられています。特に統一基準とはなっていませんが、ランク付けとして解釈されることにもなります。
一例としては、☆(1つ星から3つ星)、VO、VSO、VSOP、XO、ナポレオン、エクストラ、等。
ブドウを原料にしたものと他の果実を原料にしたものに大別されます。
ブドウを原料にしたもの
一例としては下記のようなものがあります。
- コニャック・・・フランスのコニャック地方で造られる高級ブランデー。代表的な銘柄としてはレミーマルタンやヘネシー、カミュ、等。
- アルマニャック・・・フランス南西部のアルマニャック地方で造られる高級ブランデー。コニャックと比べると辛口とされている。
- フレンチブランデー・・・コニャック・アルマニャックと名乗ることができないフランス産のブランデー。
- アメリカ・ブランデー・・・ワインと同様にカリフォルニアが主産地。法でカリフォルニア産のブドウを使用することが義務付けられている。
- スペイン・ブランデー・・・シェリー酒の産地とそそ周辺で造られている。シェリー酒の空樽を使い熟成させることが多い。
- ドイツ・ブランデー・・・ライン、モーゼル地方が主産地。
- イタリア・ブランデー・・・代表的なものとしては「グラッパ (grappa) 」がある。ワインを製造するときに出るブドウの搾りかす(ブドウの皮や種子、果軸など)から蒸留されて造る。
果実を原料にしたもの
下記はフルーツブランデーの一部です。他にもイチゴやスモモ、ナシ等が使われます。
- チェリー・ブランデー・・・「キルシュ」、サクランボで造るブランデー。ブランデーにサクランボを漬け込み香り付けしたものもある。
- アップル・ブランデー・・・リンゴの果汁から造るブランデー。リンゴ果汁を醗酵させて醸造酒を作りそれを蒸留する。
- アプリコット・ブランデー・・・アプリコットとは杏(アンズ)のこと。アンズの香りを加えたブランデー。
- ピーチ。ブランデー・・・黄桃の香りを加えたブランデー。
ブランデーのおいしい飲み方
- ストレート・・・ブランデーグラスを使い香りを楽しむ。本来の味を味わうことができる飲み方と言われる。
- オンザロック・・・ロックグラスを冷やしておくことがポイント。氷を入れてから注ぐ。チェイサーも添える。
- 水割り・・・割合は好みだが1対1位が推奨される。氷を入れずに飲むのも良い。
- お湯わり・・・専用のグラスにブランデーを注ぎ、お湯で割る。温度が高いと香りが強くなる。
- ニコラシカ・・・リキュールグラスを使う。ブランデーを注ぎグラスの上に砂糖をまぶしたレモンの輪切りを乗せ、それをかじりながらブランデーを飲むというスタイル。
- カフェロワイヤル・・・コーヒーとブランデーを組み合わせた味わい方。暖かいコーヒーに、ブランデーをしみ込ませた角砂糖をスプーンに乗せ火を灯し、コーヒーに沈める。
ブランデーに含まれる栄養成分
可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一
ブランデー
エネルギー | タンパク質 | 脂質 | 炭水化物 | ナトリウム | カリウム | カルシウム | リン | 鉄 | 亜鉛 |
Kcal(カロリー) | g | g | g | mg | mg | mg | mg | mg | mg |
237 | 0 | 0 | 0 | 4 | 1 | 0 | 微量 | 0 | 微量 |
ビタミンA | ビタミンB1 | ビタミンB2 | 葉酸 | ビタミンC | コレステロール | 食物繊維 | 食塩相当量 |
μg | mg | mg | μg | mg | mg | g | g |
0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
ブランデーの保存方法
- 理想的な保存方法・・・直射日光を避け常温で保存(開封したものは栓をしっかり行う)
- 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・賞味期限は基本的に無い
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