ラズベリー(木いちご)

ラズベリー

ラズベリーは、バラ科キイチゴ属 に属する木いちごの総称です。
ランス語では「フランボワーズ(framboise)」と呼ばれます。

野原に自生していたものを栽培化したのは16世紀ごろのイギリス。
最初の栽培されたのは1548年で、その後18世紀には北米・カナダに導入されるようになります。

ラズベリーの品種

ヨーロッパキイチゴ、北米大陸原産のアメリカイチゴ、クロミキイチゴ(ブラックラズベリー)を原種として、これらを交配させて生まれたものは赤ラズベリー、黒ラズベリー、紫ラズベリーに大別されます。

  • 赤ラズベリー・・・インディアンサマー・サマーフェスティバル・スキーナ・サウスランド・レッドジュエル・等
  • 黒ラズベリー・・・ブラックキャップ1号・サテンブラック・ボイセンベリー・デューベリー・等
  • 紫ラズベリー・・・ブランディワイン、クライド・等

ラズベリーの産地

日本へは19世紀の後半頃にアメリカから導入れました。
それでも国内での生産は少なく、輸入品がほとんどですが、秋田県や青森県、北海道、長野県、福岡県、宮城県等で少量ですが栽培されています。

輸入されるものの多くはアメリカ産です。他はカナダやメキシコ、チリ、ニュージーランド等です。

ラズベリーの選び方

色が鮮やかでキズが無いもの。形が悪いものや変色しているものはさせる。容器に果汁がたれているものは傷があるか時間が経っている可能性が高い。

ラズベリーの食べ方

ラズベリーは生でも食べらますが、ジャムやゼリー、ジュース、ムース、アイス等に利用されること多いようです。

ラズベリーに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 ラズベリー・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
41 1,1 0,1 10,2 1 150 22 29 0,7 0,4
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 2  0,02  0,04 38  22  0 4,7  0

栄養成分の詳細
ラズベリーに多く含まれる栄養成分。

 

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ラズベリーの効能

ラズベリーの色素はアントシアニンです。
これは抗酸化物質ですから発ガンを抑制する作用があります。又、視力の向上にも有効ですし生活習慣病にも効果が期待できます。

ラズベリーの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・国産は夏から秋(輸入物は地域により変わります・輸入量の多いアメリカは春から秋口位までです)
  • 理想的な保存方法・・・よできるだけ重ならないようにして容器に入れ冷蔵庫へ(冷凍も可)
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・1~2日(冷凍では長期保存が可能)

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