リーキ(西洋ねぎ・ポアロ)

リーキ

リーキは地中海原産のユリ科の野菜です。
熱を加えると甘味が強く、ローマ皇帝ネロは美声を出すためにリーキを油漬けにして食べたそうです。

下仁田ネギに似ていますが、葉は扁平で硬いのが特徴です。
秋に種を蒔いて越冬させることで二年草(二年生植物)。根深ねぎと同じように土を寄せて軟白栽培せて作ります。

リーキの別名

別名は西洋ネギ、西洋ニラネギ、ニラネギ、ポロネギ、リークなどと呼ばれます。
フランス語では「ポアロー・ポアロ」、「リーキ」は英名です。

リーキの産地・輸入先

日本に入ってくるものはほとんどが輸入もので、ベルギーやオーストラリア、ニュージーランド等から入ってきます。
日本では北海道や宮城県、岡山県等で生産が進んでいます。

リーキの選び方

軟白部分につやがあるもの。傷や変色していないもの。太く締まっているもの。葉は緑で鮮やかなもの。

リーキの食べ方・料理

リーキには春まきのものと秋まきのものがありますが、一般的なものは秋まきの越冬型で香りが強くなります。

又、加熱することでねっとり感が出て甘味が増します。また煮崩れしないので煮物料理やスープでもおいしくいただけます。
グラタン、クリーム煮、茹でてからマリネにしてもいいでしょう。

リーキに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 リーキ・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 29 1,6  0,1  6,9 2  230 31  27 0,7  0,3
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 4  0,06  0,08  76  11  0  2,5  0

栄養成分の詳細
リーキに多く含まれる栄養成分。

 

 

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リーキの効能

通常のねぎに比べ全般的に栄養価は高くなっています。
又、硫化アリルが含まれていることで血栓予防効果が期待できます。

リーキの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・冬
  • 理想的な保存方法・・・新聞紙などに包み冷暗所か冷蔵庫の野菜室へ(できるだけ立てて保存すると良い)
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・保存状態がよければ1週間程度は可能。

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