ローストとは料理の材料をオーブンで焼いたり、串に刺して直火で丸焼き(ロティ)した料理。
ローストビーフとは牛肉の塊をオーブンで蒸し焼きにしたものです。
イギリスの伝統料理の一つ。
かつての貴族は日曜日になると牛をまるごと一頭使ってローストビーフを焼く「サンデーロースト」という習慣があったそうです。その習慣のせいでイギリス料理にはローストビーフ意外おいしいものは無いということになり、「イギリス料理はまずい」と言われる評判を作ったと言われます。
ローストビーフに使う肉・部位
通常はサーロインやリブロース、もも肉、肩ロース、ヒレ肉(テンダーロイン)などを使います。
もも肉を使う場合は、パイナップルやキューイフルーツ等の切り身とともに半日位漬け込むと柔らかく仕上がります。
ローストビーフの食べ方
美味しく焼き上げるこつは中身に赤みを残すこと。
焼いたものは薄くスライスして、グレイビーをかけていただきます。
サンドイッチの具やドミグラスソースで煮込む料理「ハッシュドビーフ」でも利用されます。
グレイビーとは
日本ではグレイビーソースと呼ばれるのが一般的。
調理したときに出る肉汁を利用して作るソースのことです。
ローストビーフに含まれる栄養成分
可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一
ローストビーフ
エネルギー | タンパク質 | 脂質 | 炭水化物 | ナトリウム | カリウム | カルシウム | リン | 鉄 | 亜鉛 |
Kcal(カロリー) | g | g | g | mg | mg | mg | mg | mg | mg |
196 | 21,7 | 11,7 | 0,9 | 310 | 260 | 6 | 200 | 2,3 | 4,1 |
ビタミンA | ビタミンB1 | ビタミンB2 | 葉酸 | ビタミンC | コレステロール | 食物繊維 | 食塩相当量 |
μg | mg | mg | μg | mg | mg | g | g |
適量 | 0,08 | 0,25 | 9 | 0 | 70 | 0 | 0,8 |
栄養成分の詳細
ローストビーフに多く含まれる栄養成分。
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ローストビーフの効能
比較的カロリーは低めですし、たんぱく質は多く含まれています。
又、コレステロールも思ったほど多くありませんのでダイエットやフィットネスには向くと思います。
ただ食べすぎはカロリー過多となるので肥満の原因になります。
慢性的な肥満になると、糖尿病や脳卒中、臓病、脂質異常症といった生活習慣病のもととなりますので注意が必要です。
ローストビーフの保存方法
- 理想的な保存方法・・・冷蔵・冷凍
- 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵では1・2日、冷凍は1ヶ月程度は味が落ちないようです。
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