伊勢えび

えび

イセエビ(伊勢海老)はエビ目(十脚目)イセエビ科の一種です。
比較的暖かい海に生息する体長20~40cm程の大型種。一般的には高級食材として扱われています。
日本では千葉県以南に分布しています。磯の岩礁帯やサンゴ礁でも見られますがテトラポットの隙間や港の堤防の際などにも普通に生息しています。

イセエビの天敵

最大の天敵は人間であることは間違いないでしょう。
自然界では、たこやイシダイ、イシガキダイ、サメなどです。そのため漁ではたこを使って飛び出させ、獲るという方法もあります。

イセエビの産地

三重県(伊勢志摩)、静岡県(伊豆地方・伊豆七島)、千葉県、長崎県、徳島県、和歌山県、愛知県、等。

 イセエビの選び方

あまりに小さいものは味噌汁くらいにしかならない。かといって大きすぎるものは味が大味。国産のもので生きているもの。姿がくずれていないもの。変色していないもの。変な匂いがないもの。

イセエビの食べ方・料理

刺身。天ぷら、味噌汁、から揚げ、クリーム煮、揚げ物、焼き物、炒め物、グリル、等。

イセエビに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

いせえび・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal(カロリー)  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 92  20,9  0,4  微量  350  400  37  330   0,1   1,8
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 0  0,01  0,03  15  1  93  0  0,9

栄養成分の詳細
イセエビに多く含まれる栄養成分。

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イセエビの効能

大きさはあるのですが、小さい甘海老とそれほど栄養成分は変らないでしょう。
コレステロールが若干少ない程度です。コレステロールは、細胞膜や生体膜の構成成分として重要な役割を果たしています。神経伝達を正常にする働きもありますので、生命の維持には不可欠な成分です。
コレステロールの必要量としては、1日に1000~2000mgで、ほとんど肝臓で合成されますが一部は食事から摂取されます。ただし、慢性的な過剰摂取は生活習慣病のもとになります。

イセエビの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・秋から冬(地域により微妙に違う)
  • 理想的な保存方法・・・冷蔵・冷凍
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵では2・3日

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