松の実

まつのみ

松の実は松カサの内側にある胚乳(はいにゅう)のことです。
胚乳とは種子に蓄えられている養分で、発芽時の胚の成長に必要な養分を供給します。

全ての松の実が食用になるわけではなく一部の松から採れるものに限られます。

食べられる松の実

松は全世界に90~100種類はあると言われますが、松の実として食用になるものは限られた種類のもので世界に20種ほどの種があるそうです。

  •  朝鮮五葉マツ・・・朝鮮半島、中国東北部に分布。日本でも四国や中国地方で見られます。
  • イタリアカサマツ・・・「Pinus pinea」地中海沿岸などに自生している。バジルペーストやお菓子に利用される。
  • 台湾赤マツ・・・台湾の他、中国東部やベトナムなどに分布。
  • ピニョン・・・北米南西部、ブラジルなどに分布。インディアンの実とも呼ばれる。

 松の実の食べ方・料理

ローストしてそのままおつまみやおやつで食べることもできます。
中華料理やパスタ、炒め物、煮込み料理、スープ、サラダ、洋菓子等、かなりの料理でアレンジして利用できます。

又、古くから漢方薬でも利用されています。

 漢方薬としては、「海松子」(かいしょうし)、「松子仁」(しょうしにん、しょうしじん)、「松子」(しょうし)などと呼び、体を温める性質があり、気を補い、肌を潤し、咳を鎮め、内臓機能を調節し、脳を活性化するとしている。

参照:wikipedia

松の実に含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

松の実(炒り)

エネルギー  タンパク質 脂質  炭水化物 ナトリウム カリウム カルシウム リン  鉄  亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 690  14,6  72,5   8,1  4  620  15  550   6,2   6,0
ビタミンA  ビタミンB1  ビタミンB2 葉酸 ビタミンC コレステロール 食物繊維 食塩相当量
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 0  0,61  0,21  73  0  0  6,9  0

栄養成分の詳細

松の実に多く含まれる栄養成分。

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松の実の効能

必須脂肪酸であるリノール酸やミネラルが多く含まれています。
リノール酸にはコレステロールを低下させる効果がありますので、適量摂取するうえにおいては生活習慣病には有効です。

松の実の保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・秋(輸入物は通年)
  • 理想的な保存方法・・・密閉容器に入れ常温で保存
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・1ヶ月以上

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