毛がに

かに

ケガニ(毛蟹)はエビ目カニ下目クリガニ科の蟹です。
文字通り、赤い点があるような体の表面に細かい毛が無数に生えています。

甲羅の大きさは10~12cm位になります。オスのほうが大きくなります。
重量は大きなものは1kg位にはなりますが数は多くありません。市場に出回っているものは350~500g位が多いと思います。

ケガニの産地

北関東以北の太平洋側、日本海沿岸、オホーツク海、アラスカの方まで生息しています。
主な産地は北海道各地。釧路、稚内、網走、厚岸、虎杖浜、日高沖、等。北海道以外では、岩手県、青森県、宮城県、福島県。

ケガニの選び方

北海道で獲れたものでも産地により旬が違う。500g前後のものが良い。甲羅が硬いもの(軟らかいものは脱皮の直後のためおいしくない)。重いもの。足が全て付いているもの。

ケガニの食べ方・料理

塩茹で、刺身、焼蟹、蟹飯(炊き込みご飯)、汁物、蒸蟹、パスタ、グラタン、等、

ケガニに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

ケガニ・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal(カロリー)  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 72  15,8  0,5  0,2  220  340  61  260   0,5   3,3
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 微量  0,07  0,23  13  微量  47  0  0,6

栄養成分の詳細
ケガニに多く含まれる栄養成分。

 

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ケガニの効能

茹でた場合であっても上の成分の量はそれほど変化しません。
赤い色は鮭などの身にも含まれるアスタキサチンです。カテロイドの一種で、これには強い抗酸化作用があります。
他は魚介類に多く含まれるタウリン。これはアミノ酸の一種で血中の総コレステロール値を下げ、善玉コレステロールを増やします。結果として脳卒中や動脈硬化、心不全、心臓病などを予防する効果が期待できます。。

ケガニの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・一般的には冬だが産地により異なる(オホーツクのものは春から夏)
  • 理想的な保存方法・・・冷蔵・冷凍する場合は茹でてから
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・活きたものを冷蔵するなら1・2日(早めに食べるか茹でて冷凍する)

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