沖縄県の郷土料理。
「生搾り法」という製法を用いて作る固い豆腐です。
「生搾り法」とは、水に浸した大豆を挽いて汁状にした「豆汁(ご)」をこして豆乳を作り、それを煮てニガリを加え型に入れ重しをして固める製法です。
沖縄豆腐(島豆腐)の食べ方・料理
普通の豆腐は水にさらしますが島豆腐は、作りたての温かい状態のもの(アチコーコー)が好まれます。
一般的な料理としては、ゴーやチャンプルー、豆腐チャンプルー、マーミナーチャンプルー、スクガラス豆腐、島豆腐ハンバーグ、等があります。
沖縄豆腐(島豆腐)に含まれる栄養成分
可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一
沖縄豆腐(島豆腐)
エネルギー | タンパク質 | 脂質 | 炭水化物 | ナトリウム | カリウム | カルシウム | リン | 鉄 | 亜鉛 |
Kcal | g | g | g | mg | mg | mg | mg | mg | mg |
106 | 9,1 | 7,2 | 0,7 | 170 | 180 | 120 | 130 | 1,7 | 1,0 |
ビタミンA | ビタミンB1 | ビタミンB2 | 葉酸 | ビタミンC | コレステロール | 食物繊維 | 食塩相当量 |
μg | mg | mg | μg | mg | mg | g | g |
0 | 0,10 | 0,04 | 14 | 微量 | 0 | 0,5 | 0,4 |
栄養成分の詳細
沖縄豆腐(島豆腐)に多く含まれる栄養成分。
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沖縄豆腐(島豆腐)の効能
木綿豆腐に比べるとミネラル、タンパク質、脂質、ビタミンとともに多く含まれています。
特に違うのはナトリウムの量。
これは海水で作った天然のニガリを使用しているためだと思われます。
ナトリウムの体内存在量は、体重の約1,5%で、そのほとんどは細胞外の体液(細胞外液)に含まれます。水分を保持しながら細胞外液や血液循環の量を調節しています。
ナトリウムは、カリウムとともに細胞内外の物質交換や細胞の浸透圧、水分調節、体液のph、神経の刺激伝達、心筋の弛緩を促すなど多くの働きをしています。
通常ではとりすぎたナトリウムは体外へ排出されていくのですが、慢性的にナトリウムを摂取している場合は、高血圧や動脈硬化、胃潰瘍、胃がんなどをまねくおそれがありますので注意が必要です。
沖縄豆腐(島豆腐)の保存方法
- 理想的な保存方法・・・冷蔵
- 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・未開封であれば約2週間
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