牛肝臓(レバー)

肝臓

レバーは肝臓です。
独特の食感と地の匂いはしますが、鉄分や葉酸が多いので貧血防止や鉄分を必要とする妊婦には理想的な食材です。

良質のレバーは鮮度が高いものです。
色が鮮やかで弾力があるものを選ぶようにしましょう。

生食の禁止

以前は刺身やユッケで食べられていましたが、2012年7月より食品衛生法に基づき提供禁止になっています。
これに違反した場合、2年以下の懲役か200万円以下の罰金の刑事罰が科せられます。

牛肝臓(レバー)の食べ方・レシピ

臭みは牛乳などに浸すとある程度消えます。
最も一般的なものは「レバニラ炒め」でしょう。串焼きや焼き物、揚げ物でも利用されます。

牛肝臓(レバー)に含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

牛肝臓(レバー)・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal(カロリー)  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 132  19,6 3,7   3,7  55  300  5  330   4,0   3,8
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 1100  0,22  3,00  1000   30  240  0  0,1

栄養成分の詳細

牛肝臓(レバー)に多く含まれる栄養成分。

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牛肝臓(レバー)の効能

葉酸は「造血のビタミン」とも呼ばれています。それはビタミンB12とともに新しい赤血球を正常に作り出すために必要不可欠です。

鉄はヘモグロビンの構成物質として体内に酸素を運び、貧血を予防するといった働きをしています。
鉄が不足した場合、酸欠状態が起きて貧血症状があらわれます。

女性の場合は鉄の摂取不足が起こります。
鉄分は吸収が悪い成分です。だれでも1日1mg程度尿で失われますから、その分を補給するには摂取量が定められています。

牛肝臓(レバー)の保存方法

  • 理想的な保存方法・・・その日に食べるほうが良い
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷凍するときは一度火を通すこと

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