腎臓は「まめ」とも呼ばれます。
豚の腎臓がそら豆に形状に似ているところから付けられました。牛はぶどうの房のような形をしています。
匂いに独特のクセがあるのが特徴です。そのため日本ではあまり食用とされません。
食用にするときは、尿線をしっかり取り除いて下処理をします。
牛腎臓(まめ)の食べ方・レシピ
一般的に食べられているのはヨーロッパです。
特に仔牛の腎臓はクセがないため好まれているそうです。
イギリスではキドニーパイが知られています。他はソテーや煮込み料理、炒め物等で利用されます。
牛腎臓(まめ)に含まれる栄養成分
可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一
牛腎臓(まめ)・生
エネルギー | タンパク質 | 脂質 | 炭水化物 | ナトリウム | カリウム | カルシウム | リン | 鉄 | 亜鉛 |
Kcal(カロリー) | g | g | g | mg | mg | mg | mg | mg | mg |
131 | 16,7 | 6,4 | 0,2 | 80 | 280 | 6 | 200 | 4,5 | 1,5 |
ビタミンA | ビタミンB1 | ビタミンB2 | 葉酸 | ビタミンC | コレステロール | 食物繊維 | 食塩相当量 |
μg | mg | mg | μg | mg | mg | g | g |
5 | 0,46 | 0,85 | 250 | 3 | 310 | 0 | 0,2 |
栄養成分の詳細
牛腎臓(まめ)に多く含まれる栄養成分。
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牛腎臓(まめ)の効能
鉄がかなり多く含まれて居ます。これはヘモグロビンの構成物質として体内に酸素を運び、貧血を予防するといった働きをしています。
鉄が不足した場合、酸欠状態が起きて貧血症状があらわれます。
女性の場合は鉄の摂取不足が起こります。
鉄分は吸収が悪い成分です。だれでも1日1mg程度尿で失われますから、その分を補給するには摂取量が定められています。
脂質も少なくミネラル、ビタミン共に多く含まれていますので比較的ヘルシーな食材に入ると思います。
牛腎臓(まめ)の保存方法
- 理想的な保存方法・・・冷蔵
- 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・鮮度が落ちやすいので早めに食べる
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