アマエビの正式名称は「ホッコクアカエビ(北国赤海老 )」です。
タラバエビ科のエビの一種で、北の深海に生息しています。
体長は10~12cm程。唐辛子のように赤く、大きさも似てるためか「南蛮海老(ナンバンエビ)」とも呼ばれています。
アマエビの産地
日本海側は島根県以北、太平洋側は宮城県沖からオホーツク海、ベーリング海のほうまで分布しています。
主な産地としては、北海道、富山県、石川県、新潟県、等。カナダやアラスカ、グリーンランド等からも輸入されています。
アマエビの選び方
殻が綺麗な朱色をしている。身にはりがあり変色したり黒ずんでいないもの。生臭さがないもの。
アマエビの食べ方・料理
刺身、寿司ネタが一般的です。とろけるような甘味が特徴です。
他は、天ぷら(掻き揚げ)や味噌汁、吸い物、バター炒め、和え物、等。
アマエビに含まれる栄養成分
可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一
あまえび・生
エネルギー | タンパク質 | 脂質 | 炭水化物 | ナトリウム | カリウム | カルシウム | リン | 鉄 | 亜鉛 |
Kcal(カロリー) | g | g | g | mg | mg | mg | mg | mg | mg |
87 | 19,8 | 0,3 | 0,1 | 300 | 310 | 50 | 240 | 0,1 | 1,0 |
ビタミンA | ビタミンB1 | ビタミンB2 | 葉酸 | ビタミンC | コレステロール | 食物繊維 | 食塩相当量 |
μg | mg | mg | μg | mg | mg | g | g |
3 | 0,02 | 0,03 | 25 | 微量 | 130 | 0 | 0,8 |
栄養成分の詳細
アマエビに多く含まれる栄養成分。
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アマエビの効能
ミネラルが豊富です。
他のえびに比べると若干カルシウムが多い感じです。
カルシウムは、骨や歯を丈夫にしている以外に、血液凝固や筋肉の収縮、神経の興奮抑制作用のほか、細胞内外のカルシウム濃度の差を利用して、細胞の機能調節をしたり、ナトリウムを排泄して血圧上昇を防ぐ働きをしています。1日の摂取量の基準としては成人男性で650~800mg、成人女性は650mgが目安です。
アマエビの旬と保存方法
- 食べると良い時期(旬)・・・秋から冬(地域にもよる)
- 理想的な保存方法・・・冷蔵・冷凍
- 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵では1・2日(冷凍は1ヶ月程度)
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