生レバー食べられなくなってからどの位経つのだろう
「焼き肉酒家えびす」の複数の店舗で、ユッケによる集団食中毒が起きたのは今から1年半ほど前の、2011年4月頃でした。
たしかこの事件が起きる少し前に、バラエティ番組「深いい話」で接客が良く安くて美味しい店、などと取り上げられ世間に注目され、今まで以上に客が押し寄せていたときだったと思います。それが、今度は真逆な事件で世間の注目を浴びるとは、社長にしてみればまさに天国から地獄とはこのことを言うのでしょう。
印象に残っているのは、このときの記者会見で当時の社長が逆切れぎみに開き直っていた場面です。まるで「自分の店だけが悪いんじゃない」、と言わんばかりのようでした。その数日後今度は地面に土下座をして頭をこすりつけ、泣きさけびながら平謝りしていましたが、既にこのときは死亡した人もいたようですから、いくら謝っても時既に遅く亡くなった人は帰ってこないのです。
結局この事件で180人を超える被害者が出ており5人の人が亡くなったようですが、今でも被害者の家族の気持ちを思えば胸が痛む思いです。
食中毒の原因
直接の原因は「腸管出血性大腸菌O111」という菌によるものです。
大腸菌自体は無害のものが多いのですが、この菌は「ベロ毒素」という強い毒を産出し、出血を伴う腸炎や溶血性尿毒症症候群(HUS)をおこすのが特徴です。代表的なものには「O157」があります。
だだこれは良質な肉を使っていたり、適切な衛生処理を店舗でも行っていればこのような事態にはならなかったようです。菌は肉を店舗に配送されてきたときから付着しており、なおかつ「トリミング」という表面を削り取る作業を店舗で行っていなかったことが原因でこのような大事件になってしまったのです。
又、売れ残りのユッケを翌日も客に出していたというのですから話になりません。
その後の影響
その後この店は全店舗営業停止となり、結局会社は解散ということになりました。
この事件が起きてからです。生肉を自粛するようになったのは。
焼肉店や韓国料理店からユッケが消えました。出している店も少しはあったみたいですが、生食用の処理基準が厳しくなったことで採算を取るには価格をかなり高くしなければ客に出せなくなったようです。
処理基準をを守らず食中毒などを起こしたときは、刑事罰も適用されるようになりました。
これからしばらくしてからです、牛生レバーも提供禁止になったのは。
レバ刺風こんにゃくというものが出た
商魂たくましいというか、良くこんなものを考えたと思います。
たまたまネットで見かけたのですが、しばらくして近くのスーパーにあったので買ってみました。当初は業務用として販売されていたようですが、好評だったのか店頭でも販売されるようになったようです。
眼が悪というのもありますが、見た目はまったく「生レバー」と一緒です。というかレバーそのものです。
食感は口に入れたときだけレバーの雰囲気がありますが、すぐにこんにゃくになります。・・・あたり前ですね、見た目はレバー風でも所詮こんにゃくですから。
一応ごま油と塩で食べると、昔食べたレバ刺しを少し思い出しますが、醤油で食べるとただの刺身こんにゃくです。けしてまずくはないのですが、こんにゃくが苦手なので結局全部食べることはできませんでした。
ただ、いろいろ調べてみると普通に売っている刺身こんにゃくを、ごま油と塩で食べても同じみたいですね。しかもこんにゃくの種類により、よりレバ刺しの雰囲気に違いがでるようです。
さて、「レバ刺し風こんにゃく」物珍しさもあるのですが、果たして「風が吹けば桶屋が儲かる」のでしょうか・・・
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