甲殻類アレルギーとは。エビアレルギーとカニアレルギー

甲殻類アレルギーって知ってますか

だいぶ前ですが、私の友人が蟹チャーハンを食べたときアレルギー症状が出たという話をしていました。あまり詳しくは話していなかったのですが、そのときは皮膚が腫れたようになり、それが次第に広がっていくので、本人もまずいと思ったのかあわてて病院にいったようです。

最近たまたまテレビを見ていると、似たような目に会った人の話をしていたので、昔の友人の話も思い出したのです。

これは、蟹やえびといった甲殻類を食べたり、または触ったりしても起きる甲殻類アレルギーというものらしいのです。蟹やえびなどはほとんどの人にとって高級魚介類のひとつですから、それがアレルギーにより食べれないということは、それもある意味大事件なような気がしてしまいます。

重症でなければ命にかかわるようなことは無いようですが、私もあまり詳しいことは知りません。そこで今回は「甲殻類アレルギー」について少し詳しく調べてみようと思います。

又、いい機会ですから他の食物アレルギーについてもその特徴を見てみようと思います。

 

甲殻類アレルギーの特徴

まず甲殻類についてですが、これはどんな動物かというと、簡単にいうと体全体が甲殻で覆われている動物で、主に水中に生息しています。ちょっと専門的にいうと「節足動物門甲殻網を形成する動物の一群」ということになるそうです。

では、どんなものが甲殻類にあたるかというと、身近なところで見られるのは「蟹」や「えび」、「シャコ」が食用としてなじみがありますが、他には「フジツボ」や「フナムシ」、ちょっとかわったものでは「ミジンコ」などがあげられます。

アレルギーは蟹やえびを食べるとおきるだけではなく、触っただけでもじんましんが出たり、粉塵を吸ったようなときは喘息を起こしてしまうようです。

ほとんどの場合、摂取後30分~1時間以内くらいで症状があらわれ、半数以上の人が「アナフィラシーショック」というものを起こします。こうなると、早急に適切な処理が必要とされるようです。

アナフィラシーショックとは

人間の体は、体内に異物(抗原)が侵入すると、これを排除しようとする働きがあります。 これは過敏反応ともいえるものですが、この反応が過剰な場合に起きる異常反応ともいえるのがこの「アナフィラシーショック」というもので、急性アレルギーの一種です。

具体的な反応としては、皮膚の腫れとかゆみ、失神、呼吸困難、虚脱症状、嘔吐、下痢、意識障害などがあり、重症の場合は死にいたることもあるそうです。

このアナフィラシーを引き起こす原因としては、食物アレルギーのほかには薬物アレルギー、ハチ毒アレルギーなどがあげられます。

このアナフィラシーを起こさないようにするには、原因となるアレルゲン(アレルギー反応を起こす物質)を避けることです。そのためには自分がどんなものに対してアレルギーがあるのか知らなければなりません。

うっかり摂取してしまい、アレルギーが起こったらすぐに病院にいきましょう。治療としてはアドレナリン注射がほとんどのケースで行われるようです。

通常の生活で起きる危険が多いの予想される人は、医師に相談して自己注射などの対策を考えたほうがいいようです。

 

他の食物アレルギー

甲殻類アレルギー以外にもいくつかの食物アレルギーがありますので、取り上げてみたいと思います。各アレルギーの特徴と症状を簡単ですが紹介しますので参考にしてください。

ピーナッツアレルギー

外国映画などでたまに見かけます。ピーナッツ(落花生)がアレルギン(抗体)となり、接触したり吸入しただけでも起きてしまいます。全身ジンマシンや呼吸困難、意識喪失など激しい症状が起きるのが特徴です。ピーナッツ以外のナッツ類でも起きるときがあるので注意が必要です。

卵アレルギー

成人よりも乳幼児に多いアレルギーです。症状はアトピー性皮膚炎、じんましん、気管支喘息 、下痢、嘔吐、などがあげられます。ひどくなるとアナフィラシーショックをも起こすようです。

 そばアレルギー

そばを食べると起きるアレルギーです。症状は、皮膚のかゆみ、のどのかゆみ、じんましん、口のまわりが腫れる、咳やぜんそく、下痢などさまざまなものがあります。これも重いアナフィラシーショックを起こすことがあるようですから注意が必要です。

 牛乳アレルギー

幼児期に起きやすいアレルギーですが、成人になるにつれ発症する頻度は低くなります。アトピー性皮膚炎や下痢、嘔吐、アナフィラシーショックなどを発症します。

大豆アレルギー

これも乳幼児に多いアレルギーです。症状は 卵アレルギーや牛乳アレルギーに似ています。大豆はさまざまな加工食品に利用されていますから注意が必要です。

 

これらの他にも、「牡蠣アレルギー」「チョコアレルギー」「果物アレルギー」「アルコールアレルギー」などがあげられます。アレルゲンとなる物質を摂取しないようにするのは当然ですが、含まれている食品にはどのようなものがあるのか十分気をつけなければなりません。

 

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