紹興酒の種類とカロリー・おいしい飲み方・使われる料理など

紹興酒

紹興酒とは中国浙江省紹興市紹興市付近で製造される醸造酒。他の地域で造ったものは紹興酒とは呼びません。
中国では醸造酒のことを「黄酒(フォアンチュウ」と呼びます。これを長期熟成させたものを「老酒(らおちゅう)」といいます。

原料はもち米と麦麹、カラメル等。そして紹興市の「鑒湖の水」で仕込みます。
醸造してから3年以上経過しないものは紹興酒としては呼ぶことはできません。
製造年数が長くなればなるほどその価値は高くなり、値段も高価になっていきます。

紹興酒の種類とカロリー・飲み方・料理・メニュー

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 紹興酒の種類

製造法と糖分により4つのタイプに分類することができます。

  • 元紅酒(干型)・・・基本的な製法で造られるもの。糖分は0,5%以下、この中では辛口。アルコール度数は約16~17度。
  • 加飯酒(半干型)・・・日本で最も飲まれている。糖分は1%。アルコール度数は約18~19度。最低3年は熟成させる。
  • 善醸酒(半甜型)・・・水の変りに元紅酒を使い仕込んだもの。糖分は8%前後と甘口。アルコール度数は14~15度。
  • 香雪酒(甜型)・・・元紅酒のもろみに麦麹を加え「糟焼」と呼ばれるアルコールを加えてもろみのまま3・4ヶ月おいたもの。糖分は20~25%。アルコール度数は18~20度。

 紹興酒の飲み方・料理

一般的にはストレートで飲むことが多い。他の飲み方としては以下のようなものが挙げられます。

  • オンザロック・・・夏の暑い時期におすすめの飲み方。
  • 燗・・・日本独自の飲み方。日本酒と同じように35~40度前後にして飲む。好みで氷砂糖を入れることもある。
  • カクテル・・・ドラゴンウォーター、香港フィズ、上海ハイボール、チャイナカシス、ソーダ割り、等。

紹興酒は中華料理の調味料としても利用されます。
炒め物やチャーハン、蒸し物、煮込み料理、麻婆豆腐、和え物、焼き物、等。

紹興酒に含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

紹興酒

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal(カロリー)  g  g  g   mg  mg  mg  mg  mg  mg
 127  1,7  微量  5,1  15 55  25  37  0,3  0,4
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 0  微量  0,03  1  0  0  微量  0

紹興酒の保存方法

  • 理想的な保存方法・・・直射日光を避け常温で保存(開封後は冷蔵庫でも良い)
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・3年位(開封後は早めに飲む)

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