ねりきり

ねりきり

練切(ねりきり)は「煉(ね)り物」の一種で上生菓子として、茶道で良く使われる和菓子です。
歴史は古く江戸時代後期には作られていたそうです。
白餡に求肥(ぎゅうひ)やつくね芋・山芋を混ぜてから、適度に練って作られる生菓子です。
関東と関西では

練られたものは、様々な形をした木型で型押しされたり、ヘラなどで形を作り、仕上げに食用色素で色付けして製品になります。
作られる形は季節にちなんだものがほとんどです。

求肥(ぎゅうひ)とは

白玉粉または餅粉に、砂糖や水飴を加えて練りあげた和菓子の材料です。
牛皮や牛肥とも表記されます。

「薯蕷(じょうよ)練切」と、一般的な「練切」

山芋を蒸した後裏ごしして、砂糖を加え練って作るものを「薯蕷(じょうよ)練切」といいます。
一般的な練切は、白練りあんに求肥を加え練り上げます。

ねりきりに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

ねりきり

エネルギー タンパク質 脂質 炭水化物 ナトリウム カリウム カルシウム リン 亜鉛
Kcal(カロリー) g g g mg mg mg mg mg mg
264 5,3 0,3 60,1 2 33 14 46 1,5  0,6
ビタミンA ビタミンB1 ビタミンB2 葉酸 ビタミンC コレステロール 食物繊維 食塩相当量
μg mg mg μg mg mg g g
0 0,01 0,03 1 0 0 3,6 0

栄養成分の詳細

ねりきりに多く含まれる栄養成分。

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ねりきりに含まれる栄養成分の効能

多く含まれるたんぱく質は、体を作っていくうえで必要な栄養素です。
又、酵素や、免疫抗体、血液成分、遺伝子、神経伝達物質、エネルギーなどにも利用されます。

炭水化物は脳や神経系、赤血球、筋肉などが活動する場合のエネルギー源で、不足してしまうと血糖値が下がり機能が低下します。
しかし、摂り過ぎは肥満の原因にもなりますから注意が必要です。

ねりきりの保存方法

  • 理想的な保存方法・・・長期保存する場合は冷凍
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷凍では1ヶ月位まで

関連時期

栄養は出来る限り自然な食材から取りたい

できれば普段の栄養はサプリなどに頼らず、自然な食材から摂りたいものです。

しかし、現代人の生活において、必要な栄養素を全て自然な食材から過不足なく摂ることは現実的ではないことも否めません。

地方在住の方なら道の駅で地元産の新鮮かつ安全なおいしい野菜を手に入れることも容易ですが、都会暮らしでは難しいと言わざるを得ません。

みずみずしく美味しい旬の野菜を選ぶにも目利きが必要ですし、忙しい方は買い物に行くのも大変でしょう。

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