にんにくの芽はにんくの球(根)を大きくするために刈り取られる「花茎(蕾がついた茎)」です。
どんなにんにくの芽でも商品になるという訳ではなく、食用として売られているものは専用に栽培されたもので茎がまっすぐに伸び、太さもある程度揃っています。
にんにくの茎(芽)の産地
にんにくは青森県が産地です。
にんにくの茎のほうは国内でも多少は生産されていますが、ほとんどは中国産です。上のものも中国産です。
にんにくの茎(芽)の選び方
緑色が均一で色が変わってないもの。しなびてないもの。切り口が変色していないもの。適度な弾力があるもの。
にんにくの茎(芽)の食べ方・料理
油との相性がいいので中華料理で多用されます。
他は、揚げ物、煮物、炒め物でアレンジされます。
にんにくの茎(芽)に含まれる栄養成分
可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一
にんにくの茎(芽)・生
エネルギー | タンパク質 | 脂質 | 炭水化物 | ナトリウム | カリウム | カルシウム | リン | 鉄 | 亜鉛 |
Kcal | g | g | g | mg | mg | mg | mg | mg | mg |
45 | 1,9 | 0,3 | 10,6 | 9 | 160 | 45 | 33 | 0,5 | 0,3 |
ビタミンA | ビタミンB1 | ビタミンB2 | 葉酸 | ビタミンC | コレステロール | 食物繊維 | 食塩相当量 |
μg | mg | mg | μg | mg | mg | g | g |
60 | 0,11 | 0,10 | 120 | 45 | 0 | 3,8 | 0 |
栄養成分の詳細
にんにくの茎(芽)に多く含まれる栄養成分。
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にんにくの茎(芽)の効能
にんにくの茎にも球根(鱗茎)同様「アリシン」という硫化アリルが含まれます。
これはにんにく特有の臭い成分で、血栓防止効果や免疫力を高めガンの発生を予防する効果、発ガン物質の生成を抑える効果、殺菌効果、ビタミンB1の吸収を助け疲労回復を助ける効果、生活習慣病の予防効果等があります。
にんにくの茎(芽)の旬と保存方法
- 食べると良い時期(旬)・・・通年(国産は初夏)
- 理想的な保存方法・・・濡れ新聞紙やビニール袋等に包み冷蔵庫の野菜室へ
- 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・2~3日
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