ボーロとはポルトガル語で「ケーキ」という意味です。
卵や砂糖を混ぜ合わせ丸く形成し焼く、南蛮菓子の一種です。
16世紀ごろポルトガルから伝えられたとされる焼き菓子で、カリッとした歯ざわりと口の中で溶ける食感が特徴です。
衛生ボーロとは、小粒のボーロを離乳食にしていたことで、販売していた店が「衛生」という名前を付けたそうです。
他にも、「乳ボーロ」「丸ぼうろ」「たまごボーロ」「ミルクボーロ」「ベビーボーロ」等の商品名で販売されています。
衛生ボーロに含まれる栄養成分
可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一
衛生ボーロ(乳児用)
エネルギー | タンパク質 | 脂質 | 炭水化物 | ナトリウム | カリウム | カルシウム | リン | 鉄 | 亜鉛 |
Kcal(カロリー) | g | g | g | mg | mg | mg | mg | mg | mg |
391 | 2,5 | 2,2 | 90,4 | 30 | 43 | 16 | 56 | 0,7 | 0,3 |
ビタミンA | ビタミンB1 | ビタミンB2 | 葉酸 | ビタミンC | コレステロール | 食物繊維 | 食塩相当量 |
μg | mg | mg | μg | mg | mg | g | g |
29 | 0,01 | 0,09 | 9 | 0 | 84 | 0 | 0,1 |
栄養成分の詳細
衛生ボーロに多く含まれる栄養成分。
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衛生ボーロに含まれる栄養成分の効能
上の成分表のものは、幼児用としてカルシウムやビタミン等の添加品があります。
カルシウムは骨や歯を造る事に関与していますが、血液凝固や筋肉の収縮、神経の興奮抑制作用のほか、細胞内外のカルシウム濃度の差を利用して、細胞の機能調節をしたり、ナトリウムを排泄して血圧上昇を防ぐ働きをしています。
ビタミンの働きは、三大栄養素と呼ばれる糖質・タンパク質・脂質が十分に力を発揮できるように潤滑油としての役目です
ビタミンAが比較的多く含んでいますが、これは脂溶性ビタミンで水に溶けにくくアルコールや油脂に溶ける性質を持ちます。
ビタミンAは肝臓で脂肪酸と結合して貯蔵され、必要な分だけタンパク質と結合して体内に運ばれ、細胞に取り込まれ、成長促進や粘膜維持に重要な働きをしています。
衛生ボーロの保存方法
- 理想的な保存方法・・・高温多湿を避けカンなどの容器に入れ暗所で保管
- 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・商品に記載されている(開封後は賞味期限にかかわらず早めに食べる)
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