馬肉は馬の肉で、赤身の部分は「桜肉」とも呼ばれます。
輸入されているものがほとんどですが、国産は廃用となる競走馬を食肉とするケースが一般的で、食用として飼育されていることはないようです。
馬肉は低脂肪、低コレステロール、高タンパクな肉として知られていますが、鉄やカルシウムなどのミネラル、ビタミン類も豊富に含まれている肉の王様です。
食べ方としては、赤身や霜降りの刺身、桜鍋、もつ煮、ステーキ、すき焼き、等が挙げられます。
刺身は主に、熊本、長野、山梨、山形、福島(会津)などで食されています。特に熊本県は有名です。
馬肉に含まれる栄養成分
可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一
赤肉・生
エネルギー | タンパク質 | 脂質 | 炭水化物 | ナトリウム | カリウム | カルシウム | リン | 鉄 | 亜鉛 |
Kcal | g | g | g | mg | mg | mg | mg | mg | mg |
110 | 20,1 | 2,5 | 0,3 | 50 | 300 | 11 | 170 | 4,3 | 2,8 |
ビタミンA | ビタミンB1 | ビタミンB2 | 葉酸 | ビタミンC | コレステロール | 食物繊維 | 食塩相当量 |
μg | mg | mg | μg | mg | mg | g | g |
9 | 0,10 | 0,24 | 4 | 1 | 65 | 0 | 0,1 |
栄養成分の詳細
馬肉に多く含まれる栄養成分。
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馬肉の効能
高たんぱくで低カロリーということから、ダイエットに有効です。
鉄分や亜鉛などのミネラル、ビタミンB12、なども多く含まれていますから、疲労回復効果や貧血予防に有効です。
又、コレステロールを下げるリノール酸、不飽和脂肪酸などの含まれていますから、生活習慣病の予防にも効果的です。
馬肉の旬と保存方法
- 食べると良い時期(旬)・・・周年
- 理想的な保存方法・・・生肉の場合は1・2日。長期保存は冷凍が良い。
- 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷凍でも1ヶ月位が限度。
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