黄にら

きにら

黄にらはにらの根に遮光ビニールなどの覆いをかぶせ、軟白栽培させたものです。
代表的な軟白栽培はもやしが知られています。

黄にらの特徴は柔らかいことと甘味がでること、そしてにら特有の臭み(硫化アリル類)がなくなります。

黄にらの産地

岡山県、栃木県。
岡山県内の岡山市、美咲町、赤磐市が特に生産高が多く、県内全体で全国の約70%を生産しています。

黄ニラ記念日

日本記念日協会により「2月12日」が「黄にら記念日」として登録、認定されています。
記念日の由来は以下のようになります。

  • 2月が旬であり最盛期、最需要期であること。
  • にっこり(2月)いいニラ(12日)で語呂がいいこと。
  • 2月の受験シーズンは黄ニラの持つ記憶向上成分アホエンが役立つこと。
  • イメージキャラクターの「幸せ黄太郎」の誕生日が2月12日であること。
  • テーマソングの「幸せの黄ニラまーち」の完成が2月12日ということ。

黄にらの選び方

葉に傷みや変色がないもの。切り口が新しいもの。

黄にらの食べ方・料理

産地の岡山では「黄ニラばら寿司」が郷土料理です。

和え物、炒め物、卵とじ、おひたし、スープの具、等の他、中華や西洋料理でもアレンジできます。

黄にらに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 黄にら・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
18 2,1 0,1 3,3 微量 180 15 35 0,7 0,2
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 5  0,05  0,08 76  15  0  2,0  0

栄養成分の詳細
黄にらに多く含まれる栄養成分。

 

 

スポンサーリンク

黄にらの効能

ふつうににらに比べるとかなり栄養成分は少なくなります。
特にカリウムは半分以下、ビタミンAではほとんど無くなってしまいます。

甘味や料理に色合い等に利用され、料理を引き立てるのが本来の役目です。

黄にらの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・冬(2月)
  • 理想的な保存方法・・・水にぬらさずに新聞紙やキッチンペーパーで包み冷蔵庫の野菜室へ
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・1週間

関連記事

栄養は出来る限り自然な食材から取りたい

できれば普段の栄養はサプリなどに頼らず、自然な食材から摂りたいものです。

しかし、現代人の生活において、必要な栄養素を全て自然な食材から過不足なく摂ることは現実的ではないことも否めません。

地方在住の方なら道の駅で地元産の新鮮かつ安全なおいしい野菜を手に入れることも容易ですが、都会暮らしでは難しいと言わざるを得ません。

みずみずしく美味しい旬の野菜を選ぶにも目利きが必要ですし、忙しい方は買い物に行くのも大変でしょう。

そこで一度、本当に新鮮でみずみずしい旬の野菜を食べてみて、ご自身の目利きの力を養ってみるのはいかがでしょうか?

Oisix(オイシックス)では、送料無料で様々な野菜がたっぷり入ったお試しセットを購入することができます。

おいしくなければ全額返金対応です。

まずは一度、本当の野菜を知ってみることをおすすめします。きっと今後の野菜選びに役に立ちます。

全額返金対応のOisixのお試し野菜セット(送料無料)はこちら

スポンサードリンク
LINEで送る
Pocket