黒あわび茸(おおひらたけ)

あわびたけ

黒鮑茸(くろあわびたけ)はヒラタケヒラタケ属のキノコです。
名前の由来は傘が黒いことと食感が鮑に似ていること。「おおひらたけ」とも呼ばれ流通しています。

黒あわび茸の産地

高温多湿、亜熱帯地域で生育するきのこです。台湾などで自営しています。
日本では沖縄が主な産地。他は和歌山、滋賀、青森、等にも生産者がいます。

黒あわび茸の選び方

傷や変色がないもの。厚みがあるもの。傘が開ききっていないもの。乾いていないもの。

黒あわび茸の食べ方・料理

炒め物、バターソテー、パスタ、味噌汁、鍋物、天ぷら、煮物、和え物、炊き込みご飯、中華料理の材料、等々、多くの使い方が可能です。

黒あわび茸に含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

黒あわび茸・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 19  3,7  0,4  4,9  3  300  2  100  0,5   0,7
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 0  0,21  0,22  65  微量  0  4,1  0

栄養成分の詳細
黒あわび茸に多く含まれる栄養成分。

 

 

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黒あわび茸の効能

低カロリーでミネラルやビタミン、食物繊維が豊富です

特にビタミンB群が目立ちます。
ビタミンB1は体内で糖質がエネルギーに変わるときに必要な補酵素として重要な働きをしています。脳の中枢神経や手足の末梢神経の働きを正常に保つという役目も果たしています。そのため、不足すると反射神経の異常や手足のしびれなどが現れます。

ビタミンB2は、脂質や糖質、タンパク質を分解してエネルギーに変える反応を、補酵素として助ける働きがあります。、成長の促進や皮膚や髪、爪などの細胞の再生に関与しているため、「発育のビタミン」とも呼ばれます。
不足した場合は、口内炎や口角炎、舌炎、口唇炎ができやすくなったり、肌荒れ、目の充血、眼精疲労、髪の痛み、又、肛門や陰部がただれたりします。

黒あわび茸の旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・秋
  • 理想的な保存方法・・・冷蔵
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・2・3日

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