チコリーはキク科の多年生植物。多年生植物とは複数年に渡り生存する植物のことです。
原産地はヨーロッパからアジアの内陸部。
又、エンダイブとチコリーはフランス語と英語での呼び名の違いでもあるそうです。
「チコリ」は英語で”Chicory”。フランス語では”Endive”、アンディーブと呼びますが、英語読みではエンダイブとなります。
ただし、これらは本来別の野菜です。エンダイブは一年で枯れてしまう「一年生植物」です。
チコリーの産地
日本でも北海道や岐阜県等で栽培されています。
海外ではオランダやベルギー、フランス等で古くから栽培されています。
チコリーの選び方
身にはりがあるもの。葉の先は黄色が強く全体に白いもの。傷による変色がないもの。
チコリーの食べ方・料理
1枚の葉に食材や料理を乗せてオードブルとして利用したり、サラダ、グラタン、焼き物、和え物、等で食されます。
品種によっては根の部分をコーヒーの代用に利用されます。
チコリーに含まれる栄養成分
可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一
チコリー・生
エネルギー | タンパク質 | 脂質 | 炭水化物 | ナトリウム | カリウム | カルシウム | リン | 鉄 | 亜鉛 |
Kcal | g | g | g | mg | mg | mg | mg | mg | mg |
16 | 1,0 | 微量 | 3,9 | 3 | 170 | 24 | 25 | 0,2 | 0,2 |
ビタミンA | ビタミンB1 | ビタミンB2 | 葉酸 | ビタミンC | コレステロール | 食物繊維 | 食塩相当量 |
μg | mg | mg | μg | mg | mg | g | g |
1 | 0,06 | 0,02 | 41 | 2 | 0 | 1,1 | 0 |
栄養成分の詳細
チコリーに多く含まれる栄養成分。
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チコリーの効能
成分表を見る限りでは栄養価が高い野菜ではありません。カリウムと葉酸が比較的多く含まれていますが、他の野菜の比べると多いほうではありません。
特有の成分では「チコリ酸」という成分が含まれており、活性酸素を消去する作用や消化促進作用等が期待できます。
チコリーの旬と保存方法
- 食べると良い時期(旬)・・・国産のものは晩秋から冬(輸入物は通年)
- 理想的な保存方法・・・新聞紙で包みビニール袋に入れて野菜室へ
- 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・2~3日
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