とうもろこしは一本の茎に2・3個の雌穂が出ますが一つの実を大きく育てるために、他の雌穂を摘み取ります。
このとき早摘みしたものがヤングコーンです。
ヤングコーンとは未成熟のとうもろこしの実のこと。甘味種であるスイートコーンの2番目の雌穂です。
ベビーコーンやミニコーンとも呼ばれます。
生も売っていますが、水煮の缶詰や瓶詰といった加工品も出回っています。
ヤングコーンの産地
北海道や山梨、和歌山、福岡、千葉、茨木、群馬等、基本的にともろこしの産地で生産されます。。
輸入品ではタイ産が多いようです。
ヤングコーンの選び方
はりがありみずみずしいもの。色がきれいなもの。大きすぎないもの。
ヤングコーンの食べ方・料理
採りたてのものは生でもいただけますが、基本的に塩茹でしてから調理します。
そのままマヨネーズやドレッシングで食べても良いのですが、炒め物や煮物、焼き物、サラダ等で利用されます。
ヤングコーンに含まれる栄養成分
可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一
ヤングコーン・生
エネルギー | タンパク質 | 脂質 | 炭水化物 | ナトリウム | カリウム | カルシウム | リン | 鉄 | 亜鉛 |
Kcal | g | g | g | mg | mg | mg | mg | mg | mg |
29 | 2,3 | 0,2 | 6,0 | 0 | 230 | 19 | 63 | 0,4 | 0,8 |
ビタミンA | ビタミンB1 | ビタミンB2 | 葉酸 | ビタミンC | コレステロール | 食物繊維 | 食塩相当量 |
μg | mg | mg | μg | mg | mg | g | g |
3 | 0,09 | 0,11 | 110 | 9 | 0 | 2,7 | 0 |
栄養成分の詳細
ヤングコーンに多く含まれる栄養成分。
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ヤングコーンの効能
未成熟の野菜だけあって栄養価は高いとは言えません。どちらかというと、食感を味わったり、料理の飾りのような役割をしています。
比較的多いのはカリウムです。カリウムにはナトリウムが腎臓で再吸収されるのを抑制し、尿への排泄を促す働きがあることから、高血圧を予防する効果があると言われます。
ヤングコーンの旬と保存方法
- 食べると良い時期(旬)・・・6~7月
- 理想的な保存方法・・・生はビニール袋等に入れ冷蔵庫へ(茹でれば冷凍もできる)
- 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・生は2~3日(冷凍は長期保存ができる)
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