米なすの原産地はインド。アメリカには16世紀頃に伝わったそうです。
アメリカ産のナス(ブラックビューティ)を改良して作られています。
日本のなすに比べると大型で丸に近いものや楕円形をしています。
最も違うのは「蔕(へた)」。ここが緑色です。
日本のものは黒くなっていますのですぐ見分けがつきます。
米なすの産地
高知県や長野県、熊本県、福岡県、茨木県・群馬県等が挙げられます。
特に高知県安芸市は全国有数の産地です。
米なすの選び方
なすの選び方と基本的に変わりません。ヘタのまわりがしっかりしているものや、実にはりがあるもの。変色してないもの等。
ただ、米なすの場合かなり大きくなりますので適度なものを選ぶようにしましょう。
米なすの食べ方・料理
硬めですから焼き物や煮物でも崩れません。
焼きなす、田楽、グラタン、煮浸し、ステーキ等に適しています。
米なすに含まれる栄養成分
可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一
米なす・生
エネルギー | タンパク質 | 脂質 | 炭水化物 | ナトリウム | カリウム | カルシウム | リン | 鉄 | 亜鉛 |
Kcal | g | g | g | mg | mg | mg | mg | mg | mg |
22 | 1,1 | 0,1 | 5,3 | 1 | 220 | 10 | 26 | 0,4 | 0,2 |
ビタミンA | ビタミンB1 | ビタミンB2 | 葉酸 | ビタミンC | コレステロール | 食物繊維 | 食塩相当量 |
μg | mg | mg | μg | mg | mg | g | g |
4 | 0,04 | 0,04 | 19 | 6 | 0 | 2,4 | 0 |
栄養成分の詳細 米なすに多く含まれる栄養成分の詳しい解説は 下記のリンクをご覧ください。 |
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米なすの効能
ふつうのナスよりも栄養価は低くなります。
バランスは良いですがカリウム以外は目立ったものはありません。
カリウムには、ナトリウムが腎臓で再吸収されるのを抑制し、尿への排泄を促す働きがあることから、血圧を下げる作用があるとされ、高血圧を予防する効果期待できます。
米なすの旬と保存方法
- 食べると良い時期(旬)・・・夏
- 理想的な保存方法・・・暑い季節はポリ袋に入れ冷蔵庫野菜室へ。10℃程度の季節は室温で保存
- 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・2~3日
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