モロヘイヤ

もろへいや

モロヘイヤの栄養価は野菜の中でもトップクラスと言われます。

100gあたりの一例をとってみると、カロテンがほうれん草の2倍以上で10000μg、ビタミンcが65mg、ビタミンEは6,5gと、ともにトップクラスです。
他にも、カルシウムの260mgとほうれん草の5倍ですし、ビタミンB群も豊富に含まれます。

このように、モロヘイヤには豊富なビタミンやミネラルがバランス良く含まれています。
これほどの野菜は他では見当たらないほどです。

モロヘイヤの食べ方としては、おそらく生で食べる人は少ないと思います。
ほとんどの場合、炒めたり、ゆでたり、揚げたり、あるいはスープなど加熱して食べますが、こうすると粘りに抵抗ある人でも抵抗無く食べることができると思います。

 

モロヘイヤに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 モロヘイヤ・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 38  4,8  0,5  6,3  1  530  260  110  1,0  0,6

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 840  0,18  0,42  250  65  0  5,9  0

モロヘイヤ・ゆで

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 25  3,0  0,4  4,0  4  160  170  53  0,6  0,4

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 550  0,06  0,13  67  11  0  3,5  0

栄養成分の詳細
モロヘイヤに多く含まれる栄養成分。

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モロヘイヤの効能

モロヘイヤはまさに栄養素の宝庫です。
豊富に含まれるビタミン類には、がんや生活習慣病の予防、老化防止効果、また美容にも効果を発揮します。カルシウムは、骨を丈夫にしますので骨粗鬆症を予防し、イライラなども防ぎます。

さらに、モロヘイヤ独特の粘りは「ムチン」と呼ばれる成分が主で、糖の吸収を遅らせ急激に血糖値が下がるのを防ぎますので、糖尿病の予防や治療に有効です。

 

モロヘイヤの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・夏
  • 理想的な保存方法・・・ラップに包み野菜室へ
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵庫で1~2日

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