いちじく

いちじく

いちじくはクワ科イチジク属、アラビア南部が原産の果実です。
漢字では「無花果」と書きます。
これは花が咲かないように見えるため付けられた当て字ですが、実際には実の中に小さな花があります。

他にも古来から様々な呼び名が付けられています。

「映日果」は、中世ペルシア語「アンジール」(anjīr)を当時の中国語で音写した「映日」に「果」を補足したもの。通説として、日本語名「イチジク」はこれの音読「エイジツカ」の転訛とする。 中国の古語では他に「阿駔」「阿驛」などとも音写され、「底珍樹」「天仙果」などの別名もある。

伝来当時の日本では「蓬莱柿(ほうらいし)」「南蛮柿(なんばんがき)」「唐柿(とうがき)」などと呼ばれた。

引用元:wikipedia:イチジク

 

いちじくの産地

国内では愛知県(安城市、碧南市)(常滑市)、和歌山県(川市)、兵庫県(川西市)、大阪府(藤井寺市、羽曳野市)、茨木県(稲敷市)、等。

いちじくの選び方

熟して皮が赤茶色になっているもの(熟していないの酸味がある)。割れすぎていないもの。キズが無いもの。しなびているものは避ける。

いちじくの食べ方・料理

いちじくは割れ目から半分に割り、片方ずつ皮を剥くようにして食べます。
皮がするっと剥けないものは熟していません。

つぶしてソースやヨーグルト、ジャム、コンポート、ケーキ、パン、又ワイン煮やサラダ等でも利用されます。

いちじくに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 いちじく・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
54 0,6 0,1 14,3 2 170 26 16 0,3 0,2
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 1  0,03  0,03  22  2  0  1,9  0

栄養成分の詳細
いちじくに多く含まれる栄養成分。

 

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いちじくの効能

最も多いのはカリウム。
カリウムには、ナトリウムが腎臓で再吸収されるのを抑制し、尿への排泄を促す働きがあることから、血圧を予防する効果があります。

軸の付け根からは白い液がでますが、これはフィシンやエステラーゼといった消化酵素です。胃腸の働きを促進し消化吸収を活発にします。

いちじくの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・夏~秋
  • 理想的な保存方法・・・ビニール袋等に入れて冷蔵庫の野菜室へ
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・3日前後(シロップやワインで煮たり、ジャムにすれば長期保存ができます)

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