桜もち

桜餅

桜もちは桜の葉で包んだ和菓子。雛菓子の一つです。
使われる桜の葉は塩漬けしたものも用います。

桜の葉の産地は静岡県の松崎町。ここでは全国シェアの70%が生産されています。
現在はビニールでできたものも作られています。

桜もちは地域により異なるものが作られていますが、一般的に知られるものは「長命寺」と「道明寺」です。
特徴は以下のようになります。

長命寺桜餅

東京都墨田川の向島にある長命寺という寺で作り始めたもの。花見客をもてなすために作られたらしい。
塩漬けの桜の葉を使っている。

小麦粉や上新粉を使用し白玉粉や餅粉を加えても良い。これに砂糖等を加え生地を作る。
小豆の餡を中に入れ桜の葉で表を巻くようにして付ける。

道明寺桜餅

道明寺粉(水に浸し蒸したもち米を干して粗めにひいたもの)を使い、桜の葉で包む桜餅。
名前の由来となる寺は大阪府藤井寺市にある。
京都の和菓子店では「京風桜餅」と呼ばれる。

材料は塩漬けの桜の葉、小豆の餡、道明寺粉。
道明寺粉に砂糖を加え餅を作り、桜の葉で包む。

伊豆の桜餅

「長八さくらもち」という桜餅があります。
これは松崎町の銘菓で、江戸時代の名左官「伊豆の長八」から名前をとっているらしい。
米粉と餅粉で作った皮で粒餡を大福のように包んだ餅と、上新粉の皮でこしあんを二つ折りに包んだ餅があります。

鎌倉の桜餅

「ひとひら桜餅」と呼ばれるもので、鎌倉五郎という店で作られています。
二つ折りになっており中に餡がはさんである。

桜もちに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

桜もち(関東風)

エネルギー タンパク質 脂質 炭水化物 ナトリウム カリウム カルシウム リン 亜鉛
Kcal(カロリー) g g g mg mg mg mg mg mg
238 4,5 0,4 54,2 46 38 12 39 1,0  0,4
ビタミンA ビタミンB1 ビタミンB2 葉酸 ビタミンC コレステロール 食物繊維 食塩相当量
μg mg mg μg mg mg g g
0 0,03 0,02 2 0 0 2,6 0,1

栄養成分の詳細

桜もちに多く含まれる栄養成分。

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桜もちに含まれる栄養成分の効能

桜の葉の香りは「クマリン」という成分です。
これは食べることはできますが、肝毒性があるので食本添加物には認められていないそうです。
そのため大量に摂取することはしないほうが良いでしょう。

桜もちの保存方法

  • 理想的な保存方法・・・高温多湿をさせ常温で保存(冷蔵庫では硬くなる)
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・1・2日

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