合鴨

かも

合鴨(あいがも)は、野生のマガモと家禽(かきん)化したアヒルの交雑交配種です。
家禽とは、肉・卵・羽毛などを利用するために飼育する鳥の総称。ペットや品種改良した野生の鳥も含まれます。

合鴨の肉は鴨の肉に比べると脂身が多いの特徴です。

合鴨農法

減農薬・無農薬農法。有機農法の1つ。
水田に合鴨を放し、雑草や害虫を食べさせるとともに、排泄物は養分になるという合理的な稲作方法。

田植えの時期に雛を田んぼに放し、稲の収穫後は食肉用に処分します。
処分する理由は飼育が困難なことと、野生に放すことが禁止されているからです。

合鴨の料理・食べ方

ローストや鍋料理、スモーク、すき焼き、焼き物など多くの料理で使われます。
鴨南蛮や鴨南そば、鴨せいろ等では真鴨や合鴨が使われますが、アヒルや鶏肉も代用されます。

合鴨に含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

合鴨(皮つき)・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal(カロリー)  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 333  14,2 29,0   0,1  62  220  5  130   1,9   1,4
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 46  0,24  0,35  2  1  86  0  0,2

栄養成分の詳細

合鴨に多く含まれる栄養成分。

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合鴨の効能

脂身の脂肪分は牛や豚に比べ不飽和脂肪酸が多く含まれる説があるそうです。

不飽和脂肪とは善玉の脂肪で、不飽和脂肪酸は主にコレステロールを下げる働きがあります。
リノール酸やオレイン酸などがあげられます。

合鴨の旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・秋から冬
  • 理想的な保存方法・・・ラップをでしっかり包み冷蔵庫へ
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・1週間以内

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