鶉(うずら)

たまご

鶉(うずら)は、鳥綱キジ目キジ科ウズラ属に分類される鳥類です。

外見はキジの雌かコジュケイを小さくしたような感じです。
全長は20cm程度、翼長も10cm位しかありませんが渡り鳥の仲間です。
野生のものは、本州中部以南で越冬して、春になると中部以北に渡ります。

家禽(家畜)としては雄が精肉用、雌は採卵用になります。
卵は鶏の卵の3分の1くらいの大きさ。殻の表面には褐色のまだらがあります。

鶉の産地

愛知県が全国の70%のシェアを占めています。
その中でも豊橋が県全体の85%の生産高を誇っています。

豊橋では27戸の養鶉農家が約310万羽を飼育しており、1日当たり250万個余の卵が生産されています。
健康飼育の農場からは滋養健卵(じようけんらん)としてブランド化が図られています。

鶉の料理・レシピ

ヨーロッパではジビエ料理で古くから利用されます。ロテイ、丸焼き、ロースト等。
ジビエとは狩猟により、食材として捕獲された野生の鳥獣のことです。うさぎやいのしし、雷鳥、きじ、鹿、等。

卵は煮物やおでん、肉巻き、等で食べられるのが一般的です。

鶉に含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

鶉(皮つき)・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal(カロリー)  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 208  20,5 12,9   0,1  35  280  15  100   2,9   0,8
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 45  0,12  0,50  11  微量  120  0  0,1

栄養成分の詳細

鶉に多く含まれる栄養成分。

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鶉の効能

卵にはビタミンB2が多く含まれています。
又、鶏の卵に比べ他のビタミンや鉄などのミネラルも豊富。低脂肪高たんぱく、アミノ酸も2倍位含まれています。
中国では古くから滋養強壮の食材として利用されていたそうです。

肉も脂質が少なく高たんぱく。ミネラルもビタミンも豊富に含んでいます。

鶉の旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・春
  • 理想的な保存方法・・・生卵は冷蔵
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・2週間前後

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