きじ

肉

きじ(雉)は、キジ目キジ科キジ属の鳥の一種です。日本の国鳥に指定されています。
野生のものは北海道と長崎県対馬以外に生息しています。
北海道と対馬はコウライキジが狩猟目的で放鳥され野生化しているそうです。

大きさは雄が80cm、雌は60cm位。
雄は全体的に緑色。雌は茶褐色。

きじの利用法

肉と卵が食用にされています。
脂身は黄色がかっており、肉は歯ごたえとさっぱりした味が特徴です。
卵は青みがかっており鶏卵に比べ淡白でくせがありません。

雄は羽が美しく剥製や飾り物、フライフィッシングのマテリアル等で利用されています。

きじの産地

愛媛県北宇和郡鬼北町が最大の産地です。
ここでは年間生約12000羽の高麗きじが生産されています。

他は三重県の紀和町や高知県梼原町、北海道岩見沢市、等。

きじ肉の料理・レシピ

ヨーロッパではジビエ(食用としての狩猟)料理で古くから利用されています。
すきやきやしゃぶしゃぶ、きじ鍋、焼き鳥、ロースト、刺身、燻製等にするのが一般的です。
きじ肉は長く煮過ぎると硬くなるので注意が必要です。

きじ肉に含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

きじ(皮なし)・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal(カロリー)  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 108  23,0 1,1  0,1  38  220  8  190   1,0   1,0
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 7  0,08  0,24  12  1  73  0  0,1

栄養成分の詳細

きじ肉に多く含まれる栄養成分。

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きじ肉の効能

高たんぱく低カロリーな肉です。
ミネラルは豊富に含んでいますがビタミン類が少ないので野菜とともに食べるとバランスが良くなります。

きじの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・冬
  • 理想的な保存方法・・・冷蔵・冷凍
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷凍では1年位

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