尾(テール)

尾

テール(tail)は尾のことです。
牛の尾は適当な大きさに切られ煮込み料理等で利用されます。

牛テールは下ごしらえが必要です。
適当な大きさのものを鍋に入れ、水から10分程度ゆでます。ゆであがったものは流水で血やアクなどをきれいに洗い流します。

テールスープの利用法・料理

下ごしらえしたものは、香草やニンニク、ネギ、生姜等を入れ新たな水で時間をかけて煮込みむとテールスープができあがります。
そのまま味付けしてスープとしても良いですし、煮込み料理の出汁としても利用できます。
テールのほうはとろけるほどに煮込まれていますので、スープに入れてもいいですし、おでんの具、シチューなどでも利用できます。
又、韓国料理やフランス料理、イタリア料理等でも一般的な食材です。

尾(テール)に含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

尾(テール)・生

エネルギー  タンパク質 脂質  炭水化物 ナトリウム カリウム カルシウム リン  鉄  亜鉛
 Kcal(カロリー)  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 492  11,6 47,1  微量  50  110  7 85  2,0 4,3
ビタミンA  ビタミンB1  ビタミンB2 葉酸 ビタミンC コレステロール 食物繊維 食塩相当量
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
20  0,06  0,17  3  1  76  0  0,1

栄養成分の詳細

尾(テール)に多く含まれる栄養成分。

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尾(テール)の効能

腱(すじ)もそうですが、尾(テール)にもコラーゲンが豊富に含まれています。

コラーゲンは細胞などをつなぐ役割をしています。体内の形成や機能の正常化には不可欠な成分です。
コラーゲンが不足した場合は、肌が水分を失い老化が進んでいきます。
又、骨を丈夫にして、骨粗しょう症や関節炎を予防する効果や、眼精疲労や老眼の改善、老人性白内障の予防にも役立ちます。

ただ、食べてすぐにお肌がぷるぷるになるということはまず無いでしょう。
かなりの年月継続的に必要量を摂取したときはある程度の効果は期待できるかもしれません。
ただし、健康食品からとらなくても、ゼラチンが多く含まれる動物の肉の部位などから摂取すれば同じ効果は得られると思います。

テールスープの保存方法

  • 理想的な保存方法・・・冷蔵
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷凍にする場合は具を入れないほうが良い

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