へーゼルナッツとはカバノキ科ハシバミ属の果実です。
カバノキ科の低木である「セイヨウハシバミ」の実が主な栽培種です。
皮を剥く前の状態は限りなくドングリに似ていますが、へーゼルナッツのほうが大きな実です。
世界3大ナッツというものがあるのですが、アーモンドとカシューナッツと並びへーゼルナッツが含まれています。
へーゼルナッツの産地
原産地はヨーロッパ。
地中海沿岸、中央アジアで盛んに栽培され、トルコ産(北部の黒海沿岸)のものが主に日本に輸入されています。
トルコ産のものには、丸型や尖形、細長い形のものなど多く種類があります。
へーゼルナッツの食べ方・料理
ローストして殻を剥けばおやつやおつまみとしてそのまま食べることができます。
スライスしたものやペースト・粉末にしたものをお菓子やパン、料理に利用することも一般的です。
又、抽出したオイルは料理や化粧品などにも利用されます。
へーゼルナッツに含まれる栄養成分
可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一
へーゼルナッツ(フライ・味付け)
エネルギー | タンパク質 | 脂質 | 炭水化物 | ナトリウム | カリウム | カルシウム | リン | 鉄 | 亜鉛 |
Kcal | g | g | g | mg | mg | mg | mg | mg | mg |
684 | 13,6 | 69,3 | 13,9 | 35 | 610 | 130 | 320 | 3,0 | 2,0 |
ビタミンA | ビタミンB1 | ビタミンB2 | 葉酸 | ビタミンC | コレステロール | 食物繊維 | 食塩相当量 |
μg | mg | mg | μg | mg | mg | g | g |
0 | 0,26 | 0,28 | 54 | 0 | 0 | 7,4 | 0,1 |
栄養成分の詳細
へーゼルナッツに多く含まれる栄養成分。
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へーゼルナッツの種の効能
ミネラルが多く含まれています。
目立つのはカルシウム。カルシウムは骨や歯を丈夫にする働きがりますから骨粗しょう症の予防等に有効です。
又、ビタミンEの含有量も高い。
不飽和脂肪酸であるオレイン酸も多く含まれておりコレステロールを減らす作用がありますが、不飽和脂肪酸は同時に酸化しやすいという欠点もあります。
ビタミンEは不飽和脂肪酸の酸化を防ぐ働きをしています。
へーゼルナッツの保存方法
- 食べると良い時期(旬)・・・通年(輸入物)
- 理想的な保存方法・・・密閉容器に入れ常温で保存
- 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・1ヶ月以上
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