海ぶどう

うみぶどう

海ぶどうは沖縄を含む南西諸島に分布する粒が枝に密集したような海藻です。
正式には「クビレズタ(括れ蔦)」と言い、イワズタ科イワズタ属に属します。2・3cm程度ですが大きなものは5・6cm位にはなります。

沖縄では海ぶどうの他「グリーンキャビア」とも呼ばれているそうです。
プチプチした食感が特徴。沖縄県では養殖されており名産品として全国に販売しています。

海ぶどうの産地

沖縄県の本島にある恩納村で最初に養殖が始まったそうです。
本島以外では石垣島や宮古島、他は久米島等。

日本以外ではフィリピンやベトナム、台湾、韓国などの東南アジアからも輸入されていますし、オセアニア地方にも分布しています。

海ぶどうの食べ方・レシピ

食感を楽しむなら何も浸けずに食べたほうが良いでしょう。塩漬けされているものは水で戻してから食べます。
好みのたれ(醤油や三杯酢、ポン酢、ドレッシング、等)に浸けて食べる場合は、ドレッシングなどは直接かけると粒がしぼんでしまうようです。

「海ぶどう丼」や「海ぶどうそば(沖縄そば)」。他にはサラダや刺身のツマや料理の飾り、和え物、酢の物などでも利用されます。

海ぶどうに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 海ぶどう

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 4  0,5  0,1   1,2  330  39  34  10   0,8   微量 
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 10  微量  0,01  4   微量  0  0,8  o,8

栄養成分の詳細
海ぶどうに多く含まれる栄養成分。

 

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海ぶどうの効能

海藻としてはミネラル・ビタミンともにそれほど多く含まれていないようです。
ただ、カロリーが極端に少ないですからダイエットには有効な食材だと思います。

海ぶどうの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・冬~春
  • 理想的な保存方法・・・冷蔵庫に保存すると萎びるため常温で保存(18~28度位)
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・1週間以内(早めに食べたほうが良い)

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