てんぐさ(天草)

てんぐさ

紅藻類テングサ科の海藻です。
沿岸の岩礁に密集するように生えています。平面的に枝分かれしており大きなものでは20cmほどになります。

テングサの種類

比較的暖かい海に見られる海藻で、世界中で80種類以上もあるそうです。
一般的にテングサと呼ばれるものの多くは「マクサ」という海藻です。他には「ヒメテングサ」「「オニクサ」「ヒラクサ」「オオブサ」「オバクサ」「キヌクサ」等。(参照:wiki)

テングサの産地

静岡県の伊豆地方・伊豆諸島、瀬戸内海、能登、九州沿岸等が産地です。
海外ではモロッコ、韓国、スペイン、チリ、等。モロッコが最大の産地です。

テングサの食べ方・利用法

心太(ところてん)、寒天。
寒天はフルーツを入れたり、味や色を付けたりします。

テングサに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 テングサ(素干し)

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 144  16,1  1,0   53,8  1900  3100  230  180   6,0   3,0 
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 17  0,08  0,83  93   微量  51  47,3  4,8

栄養成分の詳細
テングサに多く含まれる栄養成分。

 

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テングサの効能

ミネラルもビタミン、食物繊維も豊富に含まれています。
ただ、素干しの状態で食べることはほぼないので、そのほとんどは失われてしまいます。

テングサの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・採取される時期は春から夏
  • 理想的な保存方法・・・直射日光・高温多湿をさけ保存(乾燥物)
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・心太や寒天は冷蔵庫で1週間程

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