ほっきがい(うば貝)

貝

ホッキガイの正式名称は「ウバガイ(姥貝)」です。
バカガイ上科バカガイ科の2枚貝です。

比較的大きな貝で成長すると殻長は10cm以上になります。
又、殻は他の2枚貝に比べると厚くできており、色も灰黒色と重厚な感じがします。

 ホッキガイの産地

日本では、日本海・太平洋含みほぼ東北南部から北海道までの冷水域に生息します。20~30年は生きると言われます。
最も漁獲量が多いのは北海道の苫小牧。他は宮城県、福島県、青森県、等。

 ホッキガイの選び方

生きているもの。殻長が大きなもの。変な匂いがしないもの。

 ホッキガイの食べ方・料理

独特の食感と甘味が強い貝です。
刺身、カレー、サラダ、バター炒め、天ぷら、炊き込みご飯、酢の物、和え物、汁物、ぬた、等。

ホッキガイに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

ホッキガイ・(生)

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal(カロリー)  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 73  11,1  1,1  3,8  250  260  62  160   4,4   1,8
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 7  0,01  0,16  45  2  51  0  0,6

栄養成分の詳細
ホッキガイに多く含まれる栄養成分。

 

 

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ホッキガイの効能

ミネラルが豊富です。
特にカルシウムや鉄が多いのが目立ちます。これらの成分は骨や歯を丈夫にしたり、赤血球のヘモグロビンや筋肉中のミオクロビンというタンパク質の構成成分になります。

他の貝同様、アミノ酸であるタウリンが含まれています。
タウリンは、血中のコレステロール値を下げる作用がありますので、糖尿病対策に効果が発揮されます。

ホッキガイの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・1~3月
  • 理想的な保存方法・・・冷蔵・冷蔵
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵では2・3日(冷凍は2週間程度)

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