一般的には魚のすり身に野菜や調味料を加え一口大の大きさにちぎった練り製品のことです。
鶏肉のすり身を団子状にしたものは通常「つくね」と呼ばれますが、こちらも「つみれ」と呼ぶこともあります。
つみれのほうは材料の違いではなく、鍋の具等として摘み入れるということから「摘み入れ」が「つみれ」と呼ばれるようになったようです。
つみれの材料
魚肉ではイワシ、アジ、エソ、スケソウダラ、トビウオ、マグロ、エビ、アマダイ、等。
畜肉では主に鶏肉。野菜はごぼうやねぎ、にんじんなどを入れる。
つみれの食べ方・料理
鍋の材料やつみれ汁は良く知られてるところです。
他は、うどんの具や焼つみれ、おでんの具、煮物、から揚げ、天ぷら、等。
つみれに含まれる栄養成分
可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一
つみれ
エネルギー | タンパク質 | 脂質 | 炭水化物 | ナトリウム | カリウム | カルシウム | リン | 鉄 | 亜鉛 |
Kcal(カロリー) | g | g | g | mg | mg | mg | mg | mg | mg |
113 | 12,0 | 4,3 | 6,5 | 570 | 180 | 60 | 120 | 1,0 | 0,6 |
ビタミンA | ビタミンB1 | ビタミンB2 | 葉酸 | ビタミンC | コレステロール | 食物繊維 | 食塩相当量 |
μg | mg | mg | μg | mg | mg | g | g |
微量 | 0,02 | 0,20 | 3 | 0 | 40 | 0 | 1,4 |
栄養成分の詳細
つみれに多く含まれる栄養成分。
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つみれの効能
使用する材料によって栄養成分の量は変ってきます。上の成分表はカルシウムが多いので恐らく鰯などの青魚だと思います。
鰯などの青魚にはEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)といった多価不飽和脂肪酸が多く含まれています。
EPAは中性脂肪やLDLコレステロールを減らす働きがあります。DHAはそれ以外にも脳の構成部分で脳や神経組織の発育にも関与します。
生活習慣病の予防や認知症等の予防に有効です。
ただ、ナトリウムが比較的多いので慢性的な食べすぎは注意が必要です。
つみれの保存方法
- 理想的な保存方法・・・冷蔵・冷凍
- 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷凍では2・3ヶ月(保存状態による)
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