温州みかん

みかん

温州みかん(うんしゅうみかん)とは、通常どこでも売られているみかんのことです。
この名前は、もともとの産地であった中国の「温州」に由来しているようです。

冬のくだものの代表格ともなるみかんですが、栄養分はというとビタミンC食物繊維のペクチン、ヘスペリジン、βカロテンなどがオレンジ同様多く含まれています。
ビタミンCは100中に約33mg程度含まれますが、これはほとんど生のときであって、缶詰にすると半分程度になってしまいます。

みかんを選ぶときのポイントですが、色が鮮やかできずや斑点がないものを選びましょう。

 

みかんに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

みかん薄皮(袋)付き

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 46  0,7  0,1   12,0  1  150  21  15   0,2   0,1

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 84  0,10  0,03  24  32  0  1,0  0

 みかん薄皮(袋)付き・早生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 45  0,5  0,1   11,9  1  130  17  12   0,1   0,1

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 87  0,07  0,04  24  35  0  0,7  0

栄養成分の詳細
みかんに多く含まれる栄養成分。

 

 

 

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温州みかんの効能

温州みかんに多く含まれるビタミンCは、美肌効果や風邪の予防に有効です。
みかんにはクエン酸が1g程度含まれていますが、これは疲労回復に大きな効果を発揮します。

果肉を包む袋や白い筋にも有効成分が含まれます。
これは、「ヘスペリジン」というもので、血圧の上昇を抑える作用や、血中の中性脂肪を減少させる効果、などがあります。

さらに、色素にはβクリプトキサンチンという成分が有り、βカロテンの5倍ともいえる発ガン抑制効果があります。

 

みかんの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・冬
  • 理想的な保存方法・・・直射日光を避けて室温が3度~5度位に安定している場所に置く(箱買いしたときは、箱の口は開けておく)
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・約2週間

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