チェダーチーズはイギリス原産のセミハードチーズです。イングランドののサマセット州チェダー地域で作られたのが始まりと言われています。
6ヶ月以上熟成されます。薄い黄色をしていますがオレンジ色に着色されるものもあります。
「チェダリング (Cheddaring)」という製法で作られます。これはチェダーチーズが名前の由来になったそうです。
現在では世界中で生産されています。そのため原産地名称保護制度(POD)の対象にはなっていません。
チェダーチーズの種類
熟成期間や色などで呼び名が変わります。
- 15ヶ月以上熟成されたもの・・・ストロング・チェダー、エクストラ・マチュア・チェダー
- 着色されていないもの・・・ホワイト・チェダー
- 着色されているもの・・・レッド・チェダー
チェダーチーズの食べ方・料理
プロセスチーズの原料になります。
そのまま食べるても良いですし、サンドイッチやサラダ、トースト、グラタン、等で利用しても良い。
チェダーチーズに含まれる栄養成分
可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一
チェダーチーズ
エネルギー | タンパク質 | 脂質 | 炭水化物 | ナトリウム | カリウム | カルシウム | リン | 鉄 | 亜鉛 |
Kcal(カロリー) | g | g | g | mg | mg | mg | mg | mg | mg |
423 | 25,7 | 33,8 | 1,4 | 800 | 85 | 740 | 500 | 0,3 | 4,0 |
ビタミンA | ビタミンB1 | ビタミンB2 | 葉酸 | ビタミンC | コレステロール | 食物繊維 | 食塩相当量 |
μg | mg | mg | μg | mg | mg | g | g |
330 | 0,04 | 0,45 | 32 | 0 | 100 | 0 | 2,0 |
栄養成分の詳細
チェダーチーズに多く含まれる栄養成分。
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チェダーチーズの効能
他のチーズ同様栄養成分は優れています。
他のチーズと比べて多いのは脂質とコレステロール、ビタミンA。ここで紹介したチーズの中では最も多い。
脂質は、細胞膜や核酸、神経組織などの構成成分として重要な役目を果たしています。ただ、慢性的に過剰摂取すると、エネルギー過多につながり肥満を引き起こすの注意が必要です。
ビタミンAは「目のビタミン」ともいわれ、目に必要不可欠なロドブシンという物質を作るのに重要な働きをしています
チェダーチーズの保存方法
- 理想的な保存方法・・・冷蔵
- 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・1ヶ月前後(開封後は早めに食べる)
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